この本で神は、人類が道を選択するために残された時間は少ない、と告げています。
どちらの道も神はいつものように否定はしません。ただ、今と同様の形での生命のあり方を望むのであれば、早く決めなさいと忠告してくれています。
その時、人が倫理観のよりどころとする神は昨日までの嫉妬深く、望まぬことをするものは殺せという神ではなく、そういうことをいいようがない主張(もちろん根幹は「我々はひとつ」)をもつ「明日の神」を倫理とすればどうだ、と提案してくれています。ニール(著者)は、そのための団体を作る活動をしたい、といっています。神はいつものように否定はしません。
しかし、私は思います。人類は宗教団体を作っては堕落させてきました。いつの時代も必ず中心の思想をエサとする政治家が宗教団体には忍び込みます。組織が生き延びるには正しい教えより政治です。そうやってキリストの偉大な教えも、「昨日の神」に歪められていったのではないでしょうか。
今の世の中はすでに悪質な宗教に限り、「宗教ではない」といいながら近づき、あらゆる手段で人を支配しようとします。我々、普通の人からすれば「またか」と思う現実。。。
残された時間が少ないこと、明日の神の素晴らしい理念、それでも個人的に考えてしまう団体に対する疑問。
私個人はニールがあとがきに書いているように、機会を見つけたらこの本を読むように他者を誘い臨界点に達する人々を集めることにいささかでも貢献できれば、と思っています。
それゆえ、ここをご覧のあなたにも申し上げます。この本は聖書ではありません。載っている言葉を聖なるものと鵜呑みに信じることは間違いです。神もそうするな、といってます。ただ今の世の中がどうなれば、みんなが幸せになるのか、そういうことを少しでも疑問に思われているならば、ひとつの答としてお読みいただければ、神という存在の深い考察から得ることはあると思います。