旧約聖書というのはキリスト教からの見方で、キリスト(旧約で言うメシア=救世主)によってもたらされた新しい契約である新約聖書に対して、それ以前の旧い契約という意味である。
当然ながらユダヤ教においてはイエスをキリスト(メシア)とは考えていないのだから新しい契約も古い契約も無く、ただ(キリスト教で言う所の)旧約聖書のみが聖書である。
よって、キリスト教的には旧約聖書ではあるが、ユダヤ教にとってはこれが聖書ということになる。
新約聖書は信仰書とのイメージが強いが、キリスト教になじみのない人でも、旧約聖書は神話として、イスラエルの歴史として、大変おもしろい読み物だと思う。