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日韓併合の真実―韓国史家の証言
 
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日韓併合の真実―韓国史家の証言 [単行本]

崔 基鎬
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

李氏朝鮮の末期には、親露派と親清派が血で血を洗う抗争を続ける出口なしの状態だった。清露に勝利した日本の支配は歴史の必然であり、日韓併合の収支決算は韓民族にとって大いなる善であったとして、韓国史の再検証を行なう。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

崔 基鎬
1923年生まれ。巣鴨高校卒。韓国・東国大学大学院経営科、ソウル大学付属司法大学院特殊法科課程修了。明知大学助教授、中央大学、東国大学経営大学院教授を経て、現在、加耶大学客員教授。民間レベルでの日韓関係発展につとめ、サハリン在住韓国人の本国往来問題、原爆被爆者の治療援助、在日韓国人の法的地位向上のためにも尽力。日韓文化交流協会顧問、富山県韓国交流推進アドバイザーなどを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 268ページ
  • 出版社: ビジネス社 (2003/08)
  • ISBN-10: 4828410686
  • ISBN-13: 978-4828410685
  • 発売日: 2003/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By Hiromi
形式:単行本
李朝の五百年、朝鮮は中華・華夷思想と儒教という「中国の闇」によって支配され、徳川幕府の三百年を経た日本は勤勉革命を達成し、庶民文化の大輪を咲かせて「アジアの光」になった、と著者はいう。
外来の文化を取り入れるときには常に「日本流」に解体しまう日本人は、「儒教を、仏教と神道という細い網の目に濾したうえで、輸入し」、儒教の最高徳である「考」を「忠」に置き換えたために、先祖・家族を最優先する「私」よりも「公」を最上位として国民国家の概念という近代化の基礎を築いた。

日本の韓国併合(あるいは「合邦」)の真の問題点は、私利私欲と自己保存を最優先にして民衆を文字通り「奴隷」として搾取抑圧した李朝王族・両班の地位を、日本の天皇家に古代百済王家の血筋が入っているという事実のためと、また朝鮮統治の便宜上、温存してしまい、一進会をはじめとする韓日一体化を信じた人々を裏切ったことにあった。

これはしかし、厄介な問題である。事実上「合邦」をした二カ国の一方が、本来尊重するべき他方の王族の従来の権限一切を取り上げて、強引に「民主化」を推進するということになれば、それはそれで批判の対象になりはしないだろうか? 
戦後の米軍GHQによる行き過ぎた内政干渉や、現在のイラク問題などの複雑さを思い出さずにはいられない。
つまるところ、日本統治時代に生まれて日本語教育を受けた世代である崔教授がいみじくもいうように、日本の朝鮮近代化の恩恵を土地私有権の面において常民農民が享受できなかったのは、彼らを愚民政策によって無学なままにおいた李朝の責任である。

何にせよ、歴史上の出来事にはすべからく功罪両面からの客観的考察を加え、感情的独断を排してこそ真の意味で「歴史に学び未来への向上につなげる」ということが可能になる、ということであろうか。

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95 人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 本格派 トップ100レビュアー
形式:単行本
今、日韓関係が悪い。韓国人に言わせれば、無理やり韓国を併合して、言葉、姓名、主権などすべてを奪った日本が悪い、ということになるようだが、本当にそうなのであろうか?
500年に渡って続いた李氏朝鮮では、国王と支配階級であった両班によって国民は徹底的に搾取されており、今日の北朝鮮そっくりの腐敗しきった王朝であった。この中にあって、国を変えなければ滅びる、という危機感を抱いた人物によって何度か革命が試みられたがことごとく失敗し、最後に手を差し伸べて(自国をロシアの手から守るという目的があったものの)朝鮮の独立を手助けしたのが日本であった。そして、今日の繁栄の基礎となったのも、日本植民地時代の40年間に渡る、勤勉と和を強調した精神教育とその間のインフラの整備である。
併合当時の日本の置かれていた状況、そして植民地支配時代に日本が行なったことをよく理解した上で、日韓関係はどうあるべきかを考えて欲しいと思う。
このレビューは参考になりましたか?
135 人中、122人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By arik0
形式:単行本
 著者は韓国の歴史家でその年齢からして、日韓併合時代に日本語教育を受けた世代であると思われる。本書の文章はいかにも韓国人の日本語で、とげとげした表現が多いのが特徴です。

 日本の植民地時代を非難する韓国人にとって、李朝はよほど地上の楽園だったに違い無い、だからそれを奪った日本帝国は許せないと怒っているのだと我々日本人は思っている。しかし、本書を読むかぎり、少なくとも今日的な価値観ではあるが、その良さは私的には理解出来ませんでした。

 韓国人による日韓併合をテーマとした本として他に、呉 善花さんの「韓国併合への道」がありますが本書とほぼ同様の主張をしている点、とても興味深いです。

 本書で特に気になった部分は、罪人の死体に損壊を過す刑があるところです。これは死者に対する価値観が日本人のそれと大きく異なっていること示しています。たった数行ですが、これは靖国問題の根源的な部分になると思われるので注意して読んだ方が良いと思います。

 ちなみに神道では、人は罪を犯すことを好むものなどいないとの立場から、罪人はけがれた者として扱われ、お祓いによって浄められ、一般の人と等しく扱われるため(詳細は本田総一郎「日本神道がわかる本」第2章)このような取扱いを受けることはありません。
 神道についてはさらに武光 誠「日本人なら知っておきたい神道」第1章が参考になります。

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