「世界はどう報じたか」とはなんとも大胆なタイトルである。
日露戦争が世界史的に大きなエポックだったことはいろいろ書かれているが、
本書に満載されている当時の外国メディアの記事を読むと、
なるほど日露戦争とは地球規模で評価、検証すべき歴史的事件だったことがわかる。
本書の特筆すべき特徴は、ロシア人、中国人の研究者やイスラムの専門家も参加していることである。
あまり研究されていない地域、ジャンルなのではないかと思う。
このことだけでも、この本は「本物」だと感じさせてくれる。
「坂の上の雲」はまだ2年楽しめるわけだが、この本をじっくり読んでからドラマを観ると味わいが違ってくるような気がする。