買っておいて損することのない定番号という感じです。
三大特集は、優良可の優レベルに、まとまっている。ハードディスクに代わるSSDの第1特集は、自作とは言わずデスクトップPCを使っている人には、目を通しておく価値があります。買い筋とやめた方が良い筋がハッキリさせているのは、買い手や仕入担当には、役に立つ。起動ドライブ切替と最適化についての記事は短すぎるかもしれない。このあたりは、この雑誌の臨時増刊号「パソコンの自作冬号」(Vol.32 2011 Winter)の方が、具体的で、誌面の割り振り上厳しかったのではないかと思います。測定では、本誌の方が具体的で役に立ちます。
特集2 「はじめよう!自作PC」は、力作で、ムックでもおかしくない。昔自作派だったり一度でも自作した人も、読者対象にして編集されていて好感が持てます。初めて自作する人には、基本パーツの仕様変遷の押さえどころを解説しているのも有益です。
第3特集の「IPS/VA液晶 徹底レビュー」は、今、ディスプレーを買う人のための記事です。発色傾向まで押さえてあるのは、プロ・ユースの為と言えそう。カメラマンやデザイナーで、特定のOSしか選択の余地がない場合、このようなレビュー記事は、役立ちます。
「PC自作のコンシェルジェ」は、楽しいケーブル回しとBIOS設定(MSI編)など、見開きしかないが、BIOSの略語基本用語集は、役に立つ。昔話のコラムがあるが、それがなかったら、この手の雑誌は、なくなって、電子書籍でしか読まれないような自作PCテクニカル・レポート紙になってしまいます。買って損はしない号でしょう。もう少し、毎号ハイレベルをキープしてくれるとよい月刊雑誌だと思います。
マストバイではないけど、内容は充実していて買って損はしないと思います。2台目とか3台目に挑戦する人を意識して記事内容は、煮詰めてある良い号です。最初は、いつもの自作機記事だけだと思って☆3つか、4つのつもりでしたが、読んでみて☆四つ。物足りない人は、上級以上でしょう。