タイトルを見て、しばしば指摘される「日経新聞の記事の偏向を読み解く」という内容かと思い購入。
しかしまったくの見当違いで、本書は単に「日経新聞は役に立つから読みなさい」というだけの本だった。
まぁこれは、まえがきすら読まずに買った私のミスでもある。
だがそれにしても、本書の内容の薄さはただごとではない。
30分で読み終えてしまった本書で唯一役に立ったのは、
「日経テレコンは、ある特定の証券会社に口座を持つと無料で使える」
ということのみ。
前半はまるで小学生に「新聞読みなさい」と説いているかのような内容だし、中盤は近年の経済ニュース(日経じゃなくても載っているような)に対する著者の「雑感」だし、後半にいたっては単に著者の景気分析に過ぎず、日経のにの字も出てこない。
著者の景気分析には読ませるところもあるが、そもそもそんなものは著名なエコノミストから市井の株のセミプロまで、誰もがそこらじゅうでやっているもの。
なぜ著者のそれをお金を払ってまで読まねばならないのか、本書を読んだ限りではどうしても理解できなかった。
著者は本気でこのレベルの内容でいいと思ったのか、あるいは読者をバカにしているのか、謎である。