2010年最初の特集は、「大人の教養&マナー2010」ということで、社会人として必要な教養を身につけましょうというもの。
特別付録に1年間で52の課題に挑む「教養促成プログラム」までついている。
しかし、そもそも教養を身につけるために努力するとか、それを1年間で身に付けるということ自体が、なんだか違うような気がする。
本当の教養って身に付けるには、子どもの時代から、学生時代、さらには大人になってから、と長い時間がかかるような気がする。というか教養が身に付いたという状態にはなりえず、常に向上していかなければならないもののような気がする。
教養は大切だと思うが、それを促成しようというのは、違和感というか、それがビジネスのためであるならば、逆効果のような気がするが...付け焼刃の知識は教養とはいわないと思う。
ためになるとしたら、松岡正剛氏のインタビュー。彼の言うように、教養の根本には「数奇」といいうものがある。
氏はそれを熱情と言い換えているが、そのような熱情を持って、あるいは強い好奇心を持って物事に関心を寄せることが教養を養うことだと思う。
ビジネスに必要だからとか、常識として知っておくべきというのは、教養ではないと思う。
ちょっと残念な特集。