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日米同盟崩壊 ~もう米軍は日本を中国から守らない~
 
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日米同盟崩壊 ~もう米軍は日本を中国から守らない~ [単行本(ソフトカバー)]

飯柴 智亮
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

元米軍人だから書ける「アメリカの本音」
日米同盟は最長でも2050年で終わる! そのとき日本が中国の属国になりたくなければ何をすべきか? 尖閣事件に象徴される脅威を前に、世界の最前線で戦ってきた日本生まれの元米軍将校が警鐘を鳴らす。

内容(「BOOK」データベースより)

「アメリカの本音」と「自衛隊の危うい防衛力」。このままでは2050年にニッポンは消滅する。「中国の属国」にならないために今、何をすべきか。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/1/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087805948
  • ISBN-13: 978-4087805949
  • 発売日: 2011/1/24
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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この本は、日本の国防に関心のある全ての日本人に読んでほしい本です。
後書きも入れて204ページの小さな本ですが、情報は豊富であり、また、元日本人であった(現在は米国籍)著者、飯柴さんの、日本を憂うる心情がひしひしと伝わってきます。

 一言で言えば、飯柴元大尉が一番心配している事態は、日本がアメリカに見放され、ついにはChinaの属国になり果ててしまうという状況です。
彼自身の筆になる、日本の近未来における最悪の事態の想定(シュミレーション)が、P20からP22に書かれています。
最後には、2060年、日本の大部分は「中華人民共和国・倭人自治区」になり、北海道のみはロシア領土となる、というシナリオです。
 私自身は、この最悪の事態「MDCOA:Most Dangerous Course of Action」が現実になるのは、もっと早いのではないか、と想定しています。

 アメリカ軍の将校として、アフガニスタンで6カ月も最前線で戦い、又、大尉として米軍中枢部の動きを熟知している飯柴さんならではの、極めてリアリスティックな観察と提言は、日本の国防に関心のある如何なる立場の人々にも、非常に有益であるはずです。

 飯柴さんは日本人として生まれ、若い頃に米軍の将校となる事を志し、米国籍を取り、その志を実現した稀な日本人です。
軍人として優れた資質を持つ事は、勿論ですが、米国籍を取った後も、彼の母国日本に対する愛国心は全く衰えていません。
そもそも、飯柴さんは、日本を守る為にこそ、米軍に入隊したのだそうです。
それは、憲法9条にがんじがらめにされた自衛隊が現実には戦う事が出来ない武装集団になってしまっているからでした。
この著書の小見出しのいくつかを紹介すれば、本全体の内容が想像できると思うので、そのいくつかを紹介しておきます。

第1章 日米同盟は最長でも2050年で終わる
 ・ 日本は力の落ちたメジャーリーガーのようにアメリカから捨てられる
 ・ 米国はカルガモの親鳥ではない。ヨチヨチついてゆくのは危険
第2章 私が現場で見た日米同盟最前線の真実
 ・ 「おとぎの国の軍隊」と戦う自衛隊の指揮所演習
 ・ ボールボーイを何年やっても野球選手にはなれない
第3章 日本とアメリカは一緒に戦えるのか
 ・ 役人自衛官、サラリーマン自衛官とは同盟できない
 ・ 自衛隊のIT情報戦略は“竹やり”レベル
第4章 米国の本音・中国の野望・日本の迷走
 ・ 米国の国家戦略は日本切り捨てへ向かう
第5章 中国の属国にならない為には何をすべきか
 ・ 尖閣諸島に日本人を常駐させることの大きな意味
 ・ イタリア憲法にならって憲法9条を進化させ、自衛隊から国防軍に

 重要なことは、飯柴さんは、その立場にも関わらず、日本が常にアメリカにつき従ってゆけばよいという従米の立場を主張しているのではない!ということです。 
対米自立をしたシッカリとした主権国家に、日本が生まれ変わって欲しいというのが、彼の念願するところです。
そのような国家であってこそ、はじめてアメリカとの真の同盟関係が構築できるのです。
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By 風憚
藤井厳喜さんのブログなどで絶賛されていたこともあり、個人的に、何故、この本が特別な存在なのか、好奇心から手に取りました。

最近、雑誌の連載や寄稿論文、特に保守系の雑誌で書かれていて、漠然とした不安や疑問をつのらせていました。
そのうまく言葉には表わしがたい「漠然とした疑問」に、明瞭に答えてくれ、現実はこうだよ、と映し出してくれる本でした。

最近、保守系の雑誌で目につくもの、そうした勉強会で必ず勧められたりする日米論の話は「自主独立、アメリカからの独立!」を建前に、現状をかなり無視した「身内の聴衆に受けのいい、声高らかに訴える」精神論的な「愛国論」に偏りすぎているような気がし、余計に不安感を高めておりました。
 普通の人は、なかなかこうした不安感を表に出し、識者と呼ばれる言論人に、講演会などの質問の場でさえ訪ねることは「不謹慎」とされそうな威圧感ばかりが、近年増す傾向にあります。

 こうした日本とアメリカの両国の現実を、きちんとした体験に基づき、警鐘を鳴らし、かつ読者に媚びて受けのいい事だけをいうのではない、リアリズムに基づく警鐘本こそ、もっと読まれるべきなんだと、この本が勧められていた理由が理解できました。
 安易な「代替案なき」独立論は、精神主義に基づく、今の「反原発」論やあるいは逆の「原発推進絶対主義」に似た危険性をもっています。

 是非、飯柴氏のような方からの、地に足のついたアメリカの現実、日本はどうすべきかのレポートは、今後も毎年出てほしいと願ってやまないです。
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kumi
これまで日米同盟について書かれた本は沢山ありましたが、この本ほどの直球はなく、まるで眼前に現実が生々しく広がってゆく感がありました。
新聞やニュースが伝える穏便で角を丸めたような関係、僅かな好事を延々流し続け、芯なき情報が、ますます国民の感覚を疎いものとしていると日々苦々しく思う。この本が啓上されても尚、生ぬるい他人任せ、無関心な国内の様子に焦燥感が湧いてきます。また、もうすでに遅い、変わるわけがないという諦めの気持ちも否めません。この本を読み、現実だと感じて、耳が痛い、なぜか腹立たしい・・・むかむかしながら一気に読み終えました(笑)。今ならまだ間に合うのか?1人でも多くの人に読み、考えてもらいたい、そう強く思える本でした。日々の忙しさから、目の前のことをこなすのがやっと、顔をあげて広い視野を持つことを忘れていました。どこかからか、熱い思いが湧き、空を睨んで、このままでいいはずがない、と、力が入りました。久しぶりに、感銘を受け・・・地団駄踏みました。
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