本シリーズは絶版車のカタログをスキャンしたものを掲載しているムックです。
これまでも類書は弱小出版社から発行されていたものの、
本シリーズのようなカラーではありませんでした。
期待して購入しました。
本書は、日産スカイラインのPart2として、
1989年発表の8代目から2006年発表の12代目までのスカイライン、R32からR34までのGT-Rの一部のカタログが紹介されています。
開いてまず目につくのは余白の多さ。
カタログを見開きでスキャンし、本書1ページあたり2画像(カタログ4ページ分)を掲載していますが、
各ページの4分の1〜5分の1は余白のように見え、ムダに感じます。
また、スキャン時の処理が雑すぎます。
カタログを裁断してスキャンしているわけではないので、見開き部分が影になっていたり、
見開き部分でなくてもヨレやハレーションを起こしているのをそのまま掲載しています。
普通は画像処理くらいするのではないでしょうか。
しかもカタログは各モデルを網羅しているわけでなく、
モデルによってはデビュー時とマイナーチェンジ後の2種類を掲載しているものがある一方、
デビュー時のものだけ、しかも全ページ掲載していないものもあります。
かといって、オーテックのような(カタログが貴重な)限定車が掲載されているわけではありません。
巻末に「カタログ協力」として某絶版車カタログ店の名前が入っていることから、
店からカタログを借り、適当にスキャンし、適当にレイアウトして発行したといった印象で、
まるで自費出版のような雰囲気です。
読み流しするのであればいいかもしれませんが、保存版には成り得ないと思いました。
上述のように、カタログが高額な限定車が掲載されているわけではないので、
もしこの車種が好きな方は、ヤフオクや絶版車カタログ店で大人しくカタログを収集されたほうがいいかもしれません。