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日清戦争 (戦争の日本史19)
 
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日清戦争 (戦争の日本史19) [単行本]

原田 敬一
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

近代日本最初の対外戦争!国民形成に決定的な役割を果たした日清戦争。朝鮮をめぐる日清の確執から台湾征服戦争まで、戦史を中心に全貌に迫り、近代日本の針路をアジア侵略へと導いた日清戦争を歴史的に位置付ける。

レビュー

担当編集者より
日清戦争をめぐる神話の一つに「日清戦争は国際法を守った」というものがあります。それに対して、著者は、問題は国際法を守ったということではなく、アジアの平和と安定をどう作り上げるかを考えるべきだと、勝海舟らの指摘をあげて強調します。
日露戦争にくらべて、日清戦争は地味な存在とされて、具体的な展開過程も知られていません。日本と清国の確執から、下関条約締結後の台湾征服戦争まで、本書では軍事面に機軸をおいた「戦史」を描ききります。「七月二十三日戦争(日清戦争開戦)」「豊島沖輸送船襲撃戦(豊島沖海戦)」などの、いわゆる俗説にもメスをいれ、戦争の実態に鋭く迫ります。
明治維新後はじめて経験した対外戦争だったにもかかわらず、日露戦争の前哨戦・縮小版というイメージを抱かれがちな日清戦争。しかし、この戦争が東アジアの未来に計り知れない影響を与えたことは言うまでもありません。

登録情報

  • 単行本: 300ページ
  • 出版社: 吉川弘文館 (2008/7/31)
  • ISBN-10: 4642063293
  • ISBN-13: 978-4642063296
  • 発売日: 2008/7/31
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 「日清戦争史」を要領よくまとめた書籍であると言える。しかし、読みにくい。それは各戦闘の図がないということに起因する。
 それと冒頭で「日清戦争」は国民を誕生させ、日本近代国家を「国民国家」として定着させたものであると言い切っているのであるから、単なる戦史よりもここのところの分析が欲しかった。その意味で物足りなさが残る
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 昔、坂野潤治さん(当時は黒髪が似合って颯爽として
いました)に、福沢の「脱亜論」について話しを聞いたこ
とがあります。当時注目されていた見切り発車説に疑問
を呈し、清仏戦争の結果と清国の軍事増強への警戒に
よるとして、清国の軍艦整備の状況を具体的に数字を挙
げて反証していました。確かにこの時期に関しての客観
的な論証は、これまで不十分だったと思います。その点
では、「日清戦争を軍事史として描く」(「あとがき」)本
書は、それだけでも意義あるものといえます。
 ただし、読み通すのは大変でした。それでも、陸奥外
交の虚構を暴く序盤は、田保橋京城帝国大学教授の研
究が黙殺された経過の記述と合わせて、興味深く読め
ました。ところが、陸戦の経過、特に「3 清国領への進
入」は、地理的ななじみがないせいもあり辛く感じまし
た。陸戦用の各種火砲の違いを辞書で調べながら、や
っと前に進めました。あまり深入りせず、本書も古典的
名著としてあげる藤村道生『日清戦争』(岩波新書)あ
たりで留めておくのも、ひとつの手かもしれません。
 なお、前掲書の日清戦争の局面把握に台湾への武力
侵攻を加える本書の立場には賛成です。本書の最後に、
この経過が書き込まれたことは、意味のあることだったと
思います。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
致命的なミス 2008/10/21
By 紫野
形式:単行本
まがりなりにもこの本は、専門の研究者が執筆したシリーズの一巻である。
それなのに、初歩的な、かつ致命的なミスを複数発見してしまい、頭を抱えてしまった。
たとえば、224ページ8行目
「鮫島の訪問は十一月三十日か三十一日だろう。」とある。
えっ、11月31日?
また、244ページ9行目
「大本営は、伊藤首相のもう一方の作戦提案である威海衛攻略戦が、提督丁汝昌の降伏で終わったことを知った翌一月十三日、台湾攻略戦の前提として、澎湖列島攻略作戦計画を策定する。」
台湾征討戦の前提条件を威海衛攻略戦終結に求める大事な部分だが、威海衛攻略の日付を誤っている。
史実では威海衛攻略は1月12日ではなく、2月12日である。1か月も違う。
ここまで我慢して読んできたが、これでこの本の記載すべてが疑心暗鬼にとらわれ、読み進める意欲をすっかり失ってしまった。
以上はほんの一例。著者の学識や姿勢を疑わざるをえない。
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