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日本 権力構造の謎〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)
 
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日本 権力構造の謎〈上〉 (ハヤカワ文庫NF) [文庫]

カレル・ヴァン ウォルフレン , Karel Van Wolferen , 篠原 勝
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

A full-scale examination of the inner workings of Japan's political and industrial system.


From the Trade Paperback edition. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

われわれ日本人は自分自身について、自分たちの国についていったい何を知っているのか?在日30年のジャーナリストが冷徹な眼でえぐり出したこの国の真の姿に、われわれは慄然とせずにはいられない。日本における権力の行使のされ方に焦点をあて、政治、ビジネス、教育等あらゆる側面からこの国を動かす特異な力学を徹底的に分析した、衝撃の日本社会論。本書に匹敵しうる日本論を、日本人自身はついに書き得なかった。

登録情報

  • 文庫: 500ページ
  • 出版社: 早川書房 (1994/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4150501777
  • ISBN-13: 978-4150501778
  • 発売日: 1994/04
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
文庫版が出版されて10年以上経つ。が、依然としてその権力構造に関する記述は意味を持つ。誰しも海外に住んで感じるのは、日本のマクロの仕組みのインチキさ加減だ。(逆に製品などミクロの面では、日本の「モノ」が進んでいるようだが)

フランスの社会事象を例えば「暴動」の一言で済ませる大手メディアは、右と言うよりは、アドミとして機能を果たしているに過ぎない、とも言える。健全な権力と民衆の対立、等とは死んでも書かないところにミソがある。

2006年現在言えるのは、受け皿となる政党が弱い事、即ちまだ有権者側の意識が深耕されていない点だ。あるいは、その意識に十分応えられるほど、政党側が育っていないのかもしれない。修羅場をくぐって真の意味での別の形で政権を担える政党が育たないと、日本の社会は救われない。

官僚とその取り巻きによるマインドコントロール機能は病巣と言える程、根深く、暗い。日本にいるというのは「マトリックス」の中にいる様なものではないか。メディアは差し詰め「エージェント」か。サブカルチャーが海外から持てはやされても、中にいる一般の日本人は幸せを感じるか、どうか。

映画による例えはともかく、日本の社会の本質が、ここ10年でそうそう大きく変わっていない事に気がついてもいいと思う。それを知るには、この本は格好だと思う。難解に感じるかもしれないが、それは恐らく著者が読者を馬鹿にしていないから、あるいは、踏むべき手順を踏んでいるためかもしれない。読むのに忍耐を要するかもしれないが、その忍耐は報われると思っていい、と私は言いたい。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 佐藤
形式:単行本
上巻・下巻を通して。
日本にいるとその中からは見えない「日本の“権力”が力を持つ構造」を、じつに明快にえぐり出してくれています。この本を読んで、改めて「ほりえもん問題とは何だったのか?」「小沢 対 検察のせめぎ合い」といった現象を考え直すと、著者の指摘する日本の権力構造とは何か、また欧米との違いは、といったことがあぶり出されてきます。さらには、今の民主党政権のアキレス腱は、この権力構造へのチャレンジとなっているにもかかわらず、有効な戦略を打ち出せないでいるところにあることも見えてきます。
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By Coffey man トップ500レビュアー
形式:文庫
中学校の公民では日本には三権分立があることを習い、それを疑いなく暗記する子供が優秀とされます。それ以外の日本の権力構造は誰も教えてくれません。新聞を毎日熟読してもそんなことはまったく書かれていません。日本人が自国の社会の仕組みを知るのはすべて自力でしなければなりません。本書のような外国人による著作で知ることになるとはある意味残念です。著者は近年誰が小沢一郎を殺すのか?画策者なき陰謀で知りました。本書は1990年に初版が出されました。書籍の賞味期限はその品質に比例すると思いますが、2011年現在文庫版への加筆があるにしてもその分析の秀逸さは20年のときを経てむしろ輝きを増しているように思います。

上巻では日本の権力システムを維持する管理者(アドミニスレーター)の存在を解説した後、「農協」、「労働組合」、「新聞」、「暴力団」、「政治」、「電通」、「司法」、「官僚」の成り立ち、構造を丁寧に分析しています。現時点でもこれほど詳細な社会分析がなされている書籍を私は知りません。日本の雇用に関する記述など一部は時代の変化とともに当てはまらない部分が見られることは読み手の知力で十分補えるでしょう。

日本の学者が自分らの無能を自覚して本書を教科書に教育を行えば、日本人の新たな可能性が芽生えるように思いました。しかしながら、システムと密接に結びついている教育機関にそれを望むことは難しいのかもしれません。その意味で、時代を超えて読み継がれるべき名著だと思います。
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要は「日本人は付和雷同性とナアナアが文化である」という分かりきった事を、都合のよい引用と断定を繰り返し、上下二巻にわたりダラダラと語るだけです。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/12
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