巷には「風水」の文字があふれ、何でもかんでも風水と結びついた話が理由もなく?氾濫している気がする。いや、理由はあるのだろう。しかし、私はこれまで「風水」または風水らしきものには全く興味もなく、むしろ怪しげなものとして敬遠し遠ざけてきた。当然、どこかのコパだかパパ、といった名前は耳にしたことがあっても、何者なのかも知らない。職業は風水士か占い士くらいにしか思っていなかった。ところが、本著にふれ、風水とは科学だと説く著者の説明は、不思議な気がしたが分かりやすいものだった。難語や漢語が出てきて、初めは難解な気がしたが、読み進むうちに、日本の歴史、史跡、史実の数々、都市の隆盛の解説等、その世界に引き込まれてしまった。特に「大震災の予知」「惑星配列を読む」の項は、リアリティに富み、現実的過ぎるせいか、恐怖心さえ覚えた。それがすべて科学としての風水だと言う。う~ん、リアル過ぎる!このまま、首都圏にいていいのだろうか?週刊誌がこの著書に気づいて騒がぬうちに、田舎へ帰ろうか。戸矢さん、どうしたらいいのか次回作で紹介して下さい。