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日本近現代史を読み直す
 
 

日本近現代史を読み直す [単行本(ソフトカバー)]

小林 英夫
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

第一人者による通史がついに登場!! 世界大戦、大恐慌、リーダーたちの実像―― 新たな視点から日本の過去、現在、未来を読み解く大人気講座、待望の書籍化。 「私は、他の分野にはない『歴史学固有の法則』というものがあると信じています」 「19世紀の終わり、つまり近代国家として歩みはじめた頃の日本と、21世紀初頭――つまり今――の日本は、非常に似ていると思うのです」 という問題意識に貫かれた本書は、日本の来し方を知り行く末を知るための、必読の1冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

第一人者による通史がついに登場!世界大戦、大恐慌、リーダーたちの実像―新たな視点から日本の過去、現在、未来を読み解く。大人気講座、待望の書籍化。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 231ページ
  • 出版社: 新人物往来社 (2010/6/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4404038704
  • ISBN-13: 978-4404038708
  • 発売日: 2010/6/22
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 150,602位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By T.H.
形式:単行本(ソフトカバー)
 本書は、渡部昇一氏による「日本の歴史」の5〜7巻で扱う時代を、まとめて通史にした書である。とはいえ、ビクトリー・ジャスティスからも自由な分、より中立かつ客観的な内容といえる。
 周知のとおり、太平洋戦争も開戦の最大要因は、日露戦争直後からのアメリカによる反日政策にあった訳だが、その過程において、日本の側もどこをどう間違ったのか、そのポイントを明確にしていることがわかる。
 まず、対露勝利で得られた満鉄を、ハリマンとの共同経営にすべきか否かを巡る交渉の対立、これが第一の岐路だった。
 また一方で、大陸中国に対し対華21ヶ条要求を突き付ける高圧に出る訳だが、後の相手国のロビー活動からすれば、これも間接的には日米対立を促進することになった。即ち当時の中国に主権国家としての尊厳を認めない一方、門戸開放政策も是としなかったことが、自国を自ら追いつめたともいえよう。
 そして決定的だったのが、ファシズム国家との同盟だった訳で、これには総力戦の悲惨をそれまでに学べなかった事とも関係があるだろう。もちろん前後した仏印進駐の経緯についても、詳しく記述してあり、この頃まではまだ「対話」の余地が残されていたことも示唆している。
 こうして日本は、米英中に大敗する訳だが、周辺地域での「植民地システム」の破壊が「予期せざる結果」だったこと、戦中と戦後では軍事面でしか「断絶」しなかったこと等は、本書にも共通している見方だった。
 ちなみに、前掲書の7巻への拙稿で触れた「日本がアメリカへの憧れから離れられないようにするイメージ戦略」の件は、本書から得た見解である。
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
 娘が塾講師に薦められて買った本を横取りしてきた(笑)明治から戦後に至る日本の歩みをまとめた歴史本は少ない。最後まで読めるか少し心配だったが、結局土日で読みきってしまった。京大生が司法試験に弱い理由(85ページ)、田園調布という駅名の由来(150ページ)、適度な脱線のおかげで、肩の力を抜いて読むことができた。
 ただし、内容は興味深い。決戦型戦争から総力戦・消耗型戦争へのパラダイム・シフトを読みきれなかった日本…(113ページ)資源の少ない島国、ほぼ単一の民族構成、こういった日本の宿命が、持久戦での弱さや、他文化・他民族とのコミュニケーション不足の原因となり、太平洋戦争での敗北につながったのではないか。それにしても、大戦中に同盟国である日本、ドイツ、イタリアで首脳会談が一度も開かれなかったなんて(181ページ)、泣けてくる。あまりにお粗末じゃないか!!管首相、今はこんなことやってないですよね!
 さらに読めば、日本が戦前はイギリスの協力の下軍事大国の道を歩んだが太平洋戦争で瓦解、戦後はアメリカの庇護の下経済大国として復活したがバブル崩壊から迷走が続いていることも分かる。どうすればいいのか。著者が取り上げたソフトパワー(22ページ)の大国として脱皮する(日本を理解してもらい、好きになってもらう努力をする)道を模索するしかないのだろうか。土日に寝転がりながら、悩んだが答えが見つからない。
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