現存する明治時代以降の近代建築物がカラー写真(一部は室内写真も収録)とともに解説され、最寄り駅からの案内図も含まれ、「建物巡りに行ってみよう」という気もちにさせてくれます。
紹介される建物の中にはどのような改修を経て現在の姿になっているかなど理解した方がよいものもありますが、そのような解説が行われているものは多くはないため、本書を入手して建物を見始めた人は建物に訪れた時にその歴史についても調べると建物巡りがより深いものとなります。
500を超える数の建物が紹介されていますので、建物巡りの旅行計画が立てやすくなるように、東日本の地図を入れてどの場所にどの建物があるかを一目でわかるように配慮してくれたら、また、巻末の有形文化財の建築物のリストに写真も入れてくれたらと、つい欲がでてしまいます。