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日本語教のすすめ (新潮新書)
 
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日本語教のすすめ (新潮新書) [新書]

鈴木 孝夫
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「日本語は英語に比べて未熟で非論理的な劣等言語である」―こんな自虐的な意見に耳を傾けてはいけない。われらが母語、日本語は世界に誇る大言語なのだ。「日本語はテレビ型言語」「人称の本質とは何か」「天狗の鼻を“長い”ではなく“高い”と表現する理由」等々、言語社会学の巨匠が半世紀にわたる研究の成果を惜しげもなく披露。読むほどに、その知られざる奥深さ、面白さが伝わってくる究極の日本語講座。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鈴木 孝夫
1926(大正15)年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部英文科卒。慶応義塾大学名誉教授。専攻は言語社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 252ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/10)
  • ISBN-10: 4106103338
  • ISBN-13: 978-4106103339
  • 発売日: 2009/10
  • 商品の寸法: 17.6 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミヤコ トップ100レビュアー
形式:新書
著者は日本でも非常に著名な言語社会学者であり、著書も多数あり、
ご自身も数か国語を流暢に使いこなされる方である。

本書は「新潮45」に連載したものを基に一冊の本にしたものであるが、
著者ご自身もあとがきで述べているように、半世紀に渡る研究の成果を
新書レベルに合わせて読者に興味深く読めるよう配慮して書き上げた
ものになっている。いわば、著者の半世紀の研究成果の集大成といっても
過言ではない。

著者の他の著書を読んだことがあれば、内容は関連しているので読みやすい。
日本語の言語学的な特性、歴史的、地理的観点から見えてくる特性、
色や単語としての括り方から見えてくる言語の文化的な差異、親族表現に
見られる日本語の特性等分かりやすく紹介している。

そしてこの本で最も強い主張は、日本を世界の観点から客観的に眺めれば、
今後は、日本語でもって世界に発信していく言語観の変換が必要である、
ということである。それがタイトルに表れている。

ことばは、武器を持たない日本にとって、国を護り主張するための武器である
という主張と共に、著者の30年以上前の著作からブレずにずっと継続して
訴え続けるこれらの主張は、年と共に重みを感じずにはいられない。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カロン VINE™ メンバー
形式:新書
「日本語教のすすめ」という題は、いささか刺激的ですが、内容は、むしろ、「日本語よもやま話」というのに近いです。雑誌で連載されていたときは、「日本語万華鏡」という題だったそうですが、それではインパクトが弱いという新潮社の判断で、「日本語教のすすめ」になったのでしょう。
さて、題名のお話はさておき、著者は、普段私たちが使っている日本語という言葉が、いかに面白い言語であるかを、様々な具体例を使いながら、やさしく説き起こしています。
私は、「漢字には、どうして音読みと訓読みという、2種類の読み方があるのか」というのがずっと分からなかったのですが、これがまさしく、日本語が、他の言語に見られない、希有な言語であることの秘密につながるとは、新たな発見でした。
日本語に興味のある人に広く薦めたい本です。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:新書
 私は学生時代から四半世紀間、この著者の社会言語学の本を愛読してきました。
 本書「日本語教のすすめ」は平成19年から3年間「新潮45」に連載した文章を加筆修正したものとのこと。著者の著作に縁のない読者も多い雑誌での連載ですから、書かれていることはこれまで著者が主張してきたことの反復であり、私には目新しいものはないものの、外国語と日本語の違いについてなんとなく興味を持ち始めた中学生以上の読者には十分楽しめる一冊だと思います。

 著者がまず具体例と共に提示するのは、外国語を学ぶと「この世界にはなんと色々な変わったことを思ったり考えたりする人がいるものかという、人間のものの見方の多様性についての理解が深まる」楽しさです。
 日本人は虹が七色だと“知っている”が、ドイツでは五色だと思っている人が多いこと。
 太陽を赤く塗るのは日本では常識だが、英語圏では黄色であるのが当たり前であること。
 こんな日本語と外国語との通念の差について明快かつ興味深く著者は筆を進めています。

 しかしこうした彼我の違いの面白さから説き起こして著者が最終的に強く主張するのは、日本固有の、そして諸外国に対して普遍的に説くべき価値観を日本人が日本語で積極的に発信していくことの重要性です。
 著者いわく、日本語に対して不必要な劣等感をもつ日本人は多いのだとか。
 しかし日本語は1億以上もの話者を持つ、世界的にも巨大な言語です。
 英語をはじめてとして欧州言語に過剰な劣等感を持つのではなく、この日本語を使って発信していくことができるはず。そう著者は説きます。

 本書によって目を洗われる読者は間違いなく多いと思います。
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投稿日: 2009/11/29 投稿者: それから
日本語の特質がわかります。
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投稿日: 2009/11/26 投稿者: zenji54
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投稿日: 2009/11/18 投稿者: 三山
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投稿日: 2009/10/28 投稿者: golden-hour
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