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日本語ぽこりぽこり
 
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日本語ぽこりぽこり [単行本]

アーサー・ビナード
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

第21回(2005年) 講談社エッセイ賞受賞

出版社 / 著者からの内容紹介

著者は、アメリカ出身の日本語詩人にして新聞コラムなどの軽妙な文章でも注目を集めるエッセイスト。  日本語にあって英語にない便利な言葉とは? 日本人が起こしがちな誤解のあれこれ、テレビのウソの見抜き方などなど、言葉についての話題から文化・社会問題まで、ユニークな感性とユーモアたっぷりの文章でつづるエッセイ集です。言われてみればなぜ今まで気づかなかったんだろう、この本はそんな発見を私たちに次々と与えてくれるはず。と、同時に、ふだん当たり前だと思っている物事を、今一度立ち止まって見直してみることの大切さに気づかされることでしょう。 田中靖夫さんの、ちょっとシュールで楽しいイラストも満載です。

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 小学館 (2005/2/28)
  • ISBN-10: 4093875545
  • ISBN-13: 978-4093875547
  • 発売日: 2005/2/28
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By るるやま・かおる VINE™ メンバー
形式:単行本
外国で生まれ育った外国人が日本語で詩やエッセイを書くなんて無茶な話ではないかと思っていたのだが、「エッセイ賞」の受賞を機会に読んでみたら、ものすごく面白かった。こういう人は語学に天賦の才があるんだろうな。
言葉に関する観察も面白いが、それ以外の部分も非常にいい。物事を見る視点が生活に密着していて、そこにいろいろな発見がある。「点々のあるとないとでは大違いハケに毛がありハゲに毛なし」なんて狂歌も出てくる。点々はないほうがいいと、中年の読者(私ですが)は鏡を見ながらハゲしく思ったりする。
新幹線のレールの幅は、ローマ時代の二頭立ての馬車のサイズ(馬二頭のケツのサイズ)に由来するなんて話も出てくる。
通勤の電車のなかで読んでいたんだけど、毎日電車に乗るのが楽しかった。面白くて、ためになって、刺激的、著者の人柄にも好感がもてる。そういうわけで、大満足の一冊。落書きのようなイラストもよい。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 この著者の手になる詩集「釣り上げては」(思潮社)を読んだ時の驚きを今もはっきりと覚えています。日本人が忘れかけている日本語の美しさに改めて気づかせてくれるような、その巧みな筆遣い。そして家族というかけがえのない存在を見つめる温かい視線。胸を衝かれる思いをしながら読み進めたものです。
 エッセイ集の「空からやってきた魚」(思潮社)もまた負けず劣らず、家族と培った思い出と対話する著者の文章には心洗われる思いを抱きました。

 本書「日本語ぽこりぽこり」は前二作に比べると、多少軽めのエッセイ集に仕上がっています。収められているエッセイの大半が小学館のホームページ「Web日本語」に掲載されていたもので、日本語や英語の表現について著者なりのユニークな解釈や経験談を綴ったというものです。

 前二作の味わいをもう一度、という読者は第五章「ターキーに注意」の9編がお薦め。私は特に、「不法侵入と母の教え」という一編が気に入りました。まだ少女だった頃の母が繰り返していたある小さないたずら。そのいたずらの果てに母が学んだ大切な事柄とは…。
 子供である著者を慈しみをもって厳しく導いてくれた母親にもまた、人生を歩む上で必要な何かを発見する途上の日々があった。そのことの不思議さを思うと、胸がむずがゆくなるような気持ちがします。

 著者の新たな随筆が朝日新聞紙上に連載されているようです。これもまたいずれ一冊にまとめられることでしょう。楽しみです。
 5年前に見つけたこのアーサー・ビナードというすぐれた日本語の書き手を、私はずっと大切にしていきたいと考えています。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「ぽこり、ぽこり」という妙な言葉の響きに釣られて手にとってみたら、タイトルどおり読むのが楽しい一冊でした。アーサー・ビナードって誰かいな?最初は気に掛かった著者の正体も、読み進むうちにどうでも良くなってくる。とにかく「いたずらっ子」のような揚げ足取りが刺激的で楽しい。普段使っている「我々の言葉」がこんな風にいじくりまわされてビックリする。「くしゃみ」なんて言葉、いちいち広辞苑で引かないしね。楽しく日本語の再勉強ができる上に英語力までアップするかもしれない。例えば、松尾芭蕉の名句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」。「閑かさや」の一語を「Silent」ではなく「Stillness」だと指摘し、それが何故なのか実に丁寧に解説してくれる。間違いなく英語の理解力が深まりますね。池袋の村を歩く異星人が万華鏡で見た日本を語る、といった感じ。一つ困った副作用は、読み終わるとついこちらも他人の言葉尻をとりたくなってくるところ。けれど、この人にだけは気をつけたほうがいいかもしれない。日本人が日本語を使うことを尻込みさせるところが難点と言えば難点。でもいったいこの人、米国人とは書いてあるけど、もしかしたらポコリポコリとした偽名なのかも?
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最近のカスタマーレビュー
「ぽこりぽこり」わきあがるおもしろさ
最初は、「アメリカ人が書いたエッセイ」という偏見が思いっきりあったまま読み出すので、あまりの流暢さに違和感とか「ひけらかし」感を感じ、ちょっと読みにくいな…と感じ... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: Rooey
発見と納得と共感がいっぱい
面白かった!
どこぞの外人が書いた、
「日本はこうだけどアメリカは違う」
的な文章ではなく、... 続きを読む
投稿日: 2007/7/29 投稿者: demekichi
ほっこりした気持ちになります
日本在住の外国人のエッセイというと、とかく比較文化論的な

「日本のヘンなところ発見」のような印象を受けるのですが、... 続きを読む
投稿日: 2006/5/22 投稿者: まりおん
詩人の感性
言葉の感覚が鋭くて、何を書いていても品が良い。私らが驚いていてどうする、と舌を巻くほどの博学も、読んでいて気持ちが良い。そのうえ、アンテナはあちこちにはりめぐされ... 続きを読む
投稿日: 2005/10/8 投稿者: 麻冷
銀杏がいっぱいつまってる作品
星は、4。8点!すごく良かったです。彼の文章には、いつも自分の日本語能力のたらなさに、きずかされます。あと、丁寧にひとつひとつの言葉の意味、語源を調べる楽しみがあ... 続きを読む
投稿日: 2005/8/26 投稿者: スモーキーの家政婦
こっ、これは・・・
・・・ワタシにとってへぇ~の本。
イロイロ イイ ベンキョウニナリマシタ。
投稿日: 2005/7/23 投稿者: Gryphon
早世した父親と、日本語への愛情に満ちた一冊。
... 続きを読む
投稿日: 2005/6/30 投稿者: Goodfox
鋭い感性とユーモア
母国語の英語と、詩集「釣り上げては」を上梓する力量を持つ日本語を往復しながら、著者は誰もが見過ごしてしまいそうなものをも鋭い感性でキャッチする。紫式部の文章をずた... 続きを読む
投稿日: 2005/5/11 投稿者: miyamic
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