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日本語はどこからきたのか―ことばと文明のつながりを考える (中公文庫)
 
 

日本語はどこからきたのか―ことばと文明のつながりを考える (中公文庫) [文庫]

大野 晋
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 760 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本語のルーツはインドのタミル語か? この説の根拠をじっくり検証し、日本語を通して見える日本人の心、日本の文化を考える。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

日本とは何かを問いつづけ、日本語はどこからきたのを追究する著者。十万語のタミル語辞典に日本語と対応する単語500語を発見!母音の対応、文法構造の同一性等々、様々な謎をとき、タミル語が日本語と同系統の言語であることをつきとめる。若い世代の人たちにもよく分る、やさしい言葉で、日本と日本語の将来まで語りかける。

登録情報

  • 文庫: 188ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (1999/11/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4122035376
  • ISBN-13: 978-4122035379
  • 発売日: 1999/11/18
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,552位 (本のベストセラーを見る)
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21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
もともとこども向きに書かれたものが文庫化されたようです。そのため、難解な専門語も極力やさしいことばにひらいてありますが、内容はこどものみならず大人が入門書として読むにも耐える話の運びです。言語(の起源)の研究の手順や意義についても手を抜くことなく説明しており、また歴史や文化など周辺領域との関わりも分かりやすくとりこまれており、氏が長年主張し続けているタミル語=日本語研究が決して突飛なトンデモ研究でないことがよく理解できるはずです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミヤコ トップ100レビュアー
形式:ハードカバー
本書は、主として小学生〜中学生程度に向けて書かれたものであり、
大きなフォントで書かれ、多くの漢字にルビがふられている。
本書の主な内容としては、筆者のかねてからの主張である
「日本語はタミル語と同系統である」という説をなるべく分かりやすく
紹介したものである。

なるべく卑近な例を用いながらも、単語の音の一致、両言語間の文法の類似性、
文化や風習の一致等を、通時的な視点を入れながら主張しているため、
本書の装いよりも内容は難しいと感じるかもしれない。

日本語とタミル語の同系説に対する意見は、読まれた方によって様々だと
思うが、分かりやすく書かれている本なので、筆者の主張の入門書としても
位置づけられる本である。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
著者は「日本語練習帳」等で御馴染みの国語学者。その著者が放つ画期的な日本語起源説。日本語は一応アルタイ語族に入れられているが、著者は次の点で不満があると言う。
(1) アルタイ語族の中で、日本語と基本単語が数多く対応する言語が見当たらない。
(2) 古代の文献で、同族である事を示すものが存在しない。

研究の果て、著者が辿り着いたのがタミル(インドの南部地方)語である。タミル語と日本語には多くの基本単語の対応があり、しかもタミル地方には「サンガム」という紀元前の文献が残っており、その文法構成は「万葉集」のそれと対応するという。基本単語の対応の例を挙げよう。まずは「辛い(カレー)」である。英語の「curry」の語源を大英和辞典(研究社)で見ると「Tamil kari sauce」とある。カレーの語源はタミル語の「kari」なのだ。日本語との関係で示すと以下のようになる。

[日本語]kar-asi(辛し) [タミル語]kar-i(辛い)

驚くべし、日本語で「カレーは辛い」と言うのは、「辛いは辛い」と言っているのと同じ事なのだ。次は日本独特の感覚だと思われる「あはれ」である(タミル語でfとvは同じ発音)。

[日本語]af-are(哀れ)   [タミル語]av-alam(悲哀)

「av-alam」には「哀愁に満ちた情趣」という意味もあるそうである。まさに日本古典文学の中心的情緒の「もののあはれ」。これには衝撃を受けた。遥か昔、稲作技術を携えてインドの南洋からはるばる日本にやって来た人々。夢とロマンを掻き立ててくれる知的興奮度100%の日本語起源説。
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