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日本語の21世紀のために (文春新書)
 
 

日本語の21世紀のために (文春新書) [新書]

丸谷 才一 , 山崎 正和
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本語論の真打ち登場!
近代国家になるためには共通の言語が必要だった。しかし……。深い視野から日本語の混迷の背景を探り、対処法を提示する壮大な対談

内容(「BOOK」データベースより)

「革命と戦争の世紀」といわれる二十世紀は、また「言語の世紀」でもあった。近代国家が誕生し機能するためには、コミュニケーションによる国民の統一、国民語の完成が不可欠だったからだ。われわれの「国語」はかなり強引な形で成立せざるをえなかった…。長い歴史を背負う一方、国家の要請、大衆化の波にさらされてきた近代日本語の運命を、広く文明論の立場から論じあい、国語教育について具体的な改新案を提示する。

登録情報

  • 新書: 179ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2002/11)
  • ISBN-10: 4166602888
  • ISBN-13: 978-4166602889
  • 発売日: 2002/11
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 39,569位 (本のベストセラーを見る)
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32 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kh VINE™ メンバー
形式:新書
 私が編集者であったとしても、この博学多才の座談の名手を起用して企画をたててみたい、という思いにかられると思う。日本語の問題については、二人ともこれまでさまざまに発言しているが、今回の目玉は、第三章の「日本語教育への提案」だろう。

 話題はモダニズムから教科書、入試問題までと幅広く、文明批評あれば体験談あり、あちらと思えば、こちらへと話が飛ぶ。考えることの糸口がぎっしりとつまっている。中身は濃い。結論は、などと、試験勉強じゃあるまいし、イソガナイ、イソガナイ!

「義務教育では楽しいことをさせても仕方がない。義務教育では、しなければいけないことをさせるべきです」という発言に、うーむと感心する。小学校の先生は目をひんむくだろうけれど。

 幼児の段階でもすでに母親と子供の間に言語表現を重んじない風潮があるという指摘に、はっとする。子供を抱きしめればいいって問題じゃないのだ。語る能力のない連中がのさばっているというのも、こわい。

 あれもこれも、これまでの言葉の粗略な扱いのツケがまわってきたのだ。怒鳴り声やタンカは言葉ではない、ということだけは、上は文芸評論、政治家の言説から、下はわれわれの日常のつきあいまで、もろもろを顧みて、肝に命じておく必要がある。

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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 龍龍
形式:新書
素晴らしい本だ。一読の価値は十分にある。一読と言わず、あと2回くらいは読みたい。
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