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日本語の文法を考える (岩波新書 黄版 53)
 
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日本語の文法を考える (岩波新書 黄版 53) [新書]

大野 晋
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

国文法はつまらないと敬遠されることが多い。しかし、古来日本語には美しい秩序があり、日本人はそれを巧みに使い分けてきたと考える著者は、古典語・現代語を通じた新しい文法の体系を探求しようとする。文の基本的構造、名詞や代名詞の性格、動詞活用形の起源などを分析しながら、日本語の本質とは何かの解明に迫る。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1978/7/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004200539
  • ISBN-13: 978-4004200536
  • 発売日: 1978/7/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 85,758位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
本書は、体系的な文法の記述ではなく、著者が大切だと
考えたことなどが自由に語られています。

9章と付録から成るこの本は、通時的な研究に基づき
現代の日本語の文法について述べられています。
例えば、日本語の助詞の意味をただ記すのではなく、
なぜそのような意味になるのかということを
奈良・平安時代にまで遡り明らかにしています。

また、ドイツ語・英語・マレー語・朝鮮語などの
外国語と比較し、日本語の特徴を浮き彫りにさせています。

個人的に特に面白かったのは、200年後の動詞の
活用形を予測したり、「グロッキーだ」や「ラッキーな」
というような形容語の増やし方について述べてあるところ。
非常に興味深い書だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
 日本語文法の大家による日本語文法の論考。

 中高の国文法、古典文法で丸暗記させられていたり、なんとなくすっきりしていない疑問点などを、学術的に、しかしできるかぎり平易に解き明かし、目からウロコが落ちることが多い。さらに、我々の意識しない日本語の文法に対する繊細なセンスを自覚させてくれる内容である。国語学専攻以外でも多くの人に読むことを薦めたい。

 特に、助動詞「れる」「られる」が「受身」「可能」「尊敬」「自発」と多義的である点を歴史的に説明した部分などは知的興奮を感じさせる。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なぜ「係り結びの法則」があるかを知ることができたのは大きな収穫であった.
この本では,他にも,高校の古文で丸暗記した古文文法に,
日本語の変遷から合理的な説明を加えている.
こういう説明をしてくれたら,古文が好きになっていたかもしれない

近年,同じ著者になる「日本語練習帳」がベストセラーになったが,

こちらの方が専門的・学術的である.
付録としてある「動詞活用形の起源」は,特に国語学の論文でも読んでいる感じである.
本格的なものを求めている人には満足できる内容だろう.

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