内容紹介
日本美術界に深く関わったものだけが知り得る裏の世界。その背景には、ホンモノを知らず、ただ「美」を「価格」でしか理解できない日本人のおそまつな認識力と、それが生み出す権威主義を食い物にした金権体質が存在する。著者の思いは唯一。胸を打つようなホンモノの美が正しく評価され、そして日本人がそれらに本当に感動できる時代がくること。本書は現在の美術界の実態を個人の立場から明らかにし、日本人の美に対する意識に警鐘を鳴らす。冒頭を飾る土門拳の写真が、美とは何かを問いかける。巻末の主要美術公募団体の歴史と現状をまとめた部分は、美術史としても貴重である。
内容(「BOOK」データベースより)
日本美術界に潜む裏の顔を、目撃と体験から、その実態に深く鋭く切り込む。理想と現実、真実と虚構の交錯する中で、独自の視点でホンモノとは何かを追求する。美術史としても貴重な1冊。