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日本美術応援団 (ちくま文庫)
 
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日本美術応援団 (ちくま文庫) [文庫]

赤瀬川 原平 , 山下 裕二
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

絵の神様のように扱われる雪舟だが、よくよく見ると彼の描く絵はちょっとヘン。あの有名な「天橋立図」も凄いんだがどこかヘン。尾形光琳にはなくて、宗達にはある、“乱暴力”とは?雪舟、等伯から、縄文土器や根来塗の器まで日本美術を幅広く応援。教養主義や美術史にとらわれない、大胆不敵な美術鑑賞法を提示する。カラー図版満載。

内容(「MARC」データベースより)

こう見れば、日本美術が面白くなる。大胆不敵、奇想天外の新発見・新推理。雪舟=長嶋茂雄説から、安井曽太郎前衛説まで、俊英と鬼才の21世紀式日本美術鑑賞法。〈ソフトカバー〉 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 248ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2004/3/12)
  • ISBN-10: 4480039252
  • ISBN-13: 978-4480039255
  • 発売日: 2004/3/12
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:単行本
日本美術史に残る著名な作品を乱暴力という切り口で赤瀬川源平と山下裕二が語る。美術家の赤瀬川が感じるままに感想を述べ、学者の山下が美術史的背景から説明をする。二人の語りが意気投合して、臨場感を盛りたてる。日本美術は教科書的な無味乾燥と国宝的距離感から、西洋美術のような親しみやすさに欠けるが、二人の率直な感想が作品を現代によみがえらせ、親近感を味わうことができる。円空とブランクーシの対比は印象的で、印象派を中心とした西洋美術ばかりに目がいってしまった者に、日本美術を観る楽しみを教えてくれる。日本美術の特質という観点から、もう一度、美術の歴史を知りたくなる好著です。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
文庫版ということで画像が小さいのは残念ですが、これはこれで目に入れて楽しいものです。
これだけのカラー図版を収めてこの値段というのはお得だと思えました。
尾形光琳の梅の見立てなど、それぞれの解釈も面白く、また難しいことばもなく、
読後には少しばかり日本美術に触れ合えた実感があります。
それぞれの作者さんの特徴などをそっと教えてくれる点なんかもとても丁寧です。
私のように北斎や蕭白の名前は知ってるけど、作品をちゃんと見たことがない、といった人だったら面白く読めると思います。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
雪舟の展覧会だったか、ミュージアムショップをうろつきながらこの本を手に取った。その場で立ち読みしていると結構おもしろそうだと思わず購入。山下裕二・赤瀬川原平両氏による対談形式の美術鑑賞本なのだが、なるほどこういう風にみれば日本美術も特別のものではなく身近に感じてくる。

光琳の「紅白梅図屏風(こうはくばいずびょうぶ)」を巡って、例えば、こういう具合だ。
これは最晩年の作品で、込められた意味をめぐっていろいろな解釈が唱えられてきたんです。私が好きな小林太市郎という学者は“嬲(なぶ)る”という字を絵画化したものである、という説を唱えていますね。左右の木が男で、真ん中の川が女性だと。左の男がオッパイを触ろうとしていて、右の男がチンチンを出しておしりにせまろうとしているっていうんです(山下)。なるほどね。言われてみるとそういう気がしてくる(赤瀬川)。ずいぶん昔の解釈なんですけど、光琳とスケベは切っても切れないと思いますね(山下)。僕は暗黒舞踏と思ったけどね。いや、でもその解釈はすばらしい(赤瀬川)。

内容としても、雪舟、等伯から縄文土器や根来塗の器までとその幅は広い。とりわけ、“乱暴力”というキーワードが示され大活躍する。本著では、そのおもしろ鑑賞の物指しで、雪舟や等伯らが次々と測定される。伝家の宝刀“乱暴力”とは何か。そいつは信用できるのか。大胆不敵な美術鑑賞法を示す本著は、北斎を背景にして学ランを身に着けた応援団長の表紙がその魅力とおもしろさを如実に物語っている。美術サポーター必読の一冊。
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