登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本美術をめぐる壮大な旅,
By nikurou (千葉県松戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本美術の歴史 (単行本)
美術史の本というと、網羅性と客観性を重視するあまり、つい眠たくなってしまうものが多いのですが、この本では、ときどき辻さんの生々しい感嘆の声が聞こえてきて、読んでいると思わずのめりこんでしまいます。日本美術のすべてを網羅する壮大な美術館を、辻さんが案内人になって見ている感じです。半面、この本を教科書として考えた場合は「辻史観」が強すぎるといえるかもしれません。しかし、辻さんの視点は、縄文から漫画・アニメまで公平に扱い、なおかつ偏狭さに陥らない姿勢が一貫しているので、好感が持てます。日本美術の特定の分野に興味のある人で、もっと視点を広げたいと思っている人にお勧めします。この本を読めば、美術館で今ままで素通りしていた展示物にも、興味がわいてくるようになるでしょう。また「わび」「さび」といったキーワードで語られることの多かった日本文化も、それだけじゃないということも、よくわかると思います。
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
連休に読む一冊の美術書,
By 南河内太郎 (大阪・富田林) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本美術の歴史 (単行本)
■古代の縄文土器から現代の宮崎アニメまで日本美術を俯瞰した一冊。ペ−ジをめくるだけで目に飛び込んでくる 380枚にも及ぶカラ−図版がとても美しく、 とんと美術に関心のない私を、 ついつい日本美術の素晴らしい世界に誘ってくれました。 すでに他の方の書評でも書かれていますが、 できれば英語をはじめ多くの外国語に翻訳されれば、 日本美術の素晴らしさを広く海外へ紹介する絶好の書になるように 思います。 ■ 冒頭と結びで著者は、日本美術の特性を、 かつて奈良・京都を空爆から救った恩人でもある米国のウォ-ナ-の言葉を借りて、 「enduring(エンデュァリング)」:永続的=いつまでも生きながらえる と評しておられます。 翻って、音楽の世界ではどうでしょうか。 日本の伝統音楽の権威で、 過日なくなられた吉川英史氏の著作の一つに 「日本音楽の歴史」(創元社1965)がありますが、 美術の世界とも重ね合わせながら、 明治以降に取り入れられた西洋音楽と日本の伝統音楽との間の関係を じっくり辿ってみると、新たな発見があるかもしれませんね。 いつかそんな著作が誕生することを期待しています。
48 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
最高かつリーズナブルな価格の日本美術概観書,
By
レビュー対象商品: 日本美術の歴史 (単行本)
縄文土器から「千と千尋の神隠し」にまで至る日本美術概観書としてはこれ以上のものを知りません。この内容を一冊数千円はする美術展のカタログで網羅しようとすると100冊以上必要ですから、カタログ数十万円分が良心的な価格で手に入ります。 惜しむらくは、辻先生のご専門が日本画、それも奇想派の「若冲、芦雪、蕭白」ですので、現代日本美術では、選択に少し異論があるマニアも多いと思われます。 現代日本画家では「加山又造・横山操」、日本生まれではあるが日本美術かどうかが悩ましい「イサム・ノグチ(ニューヨークが活動の本拠の河原温が入っているので、アメリカ人でも入れていいと思います)」といったところが人名索引(便利です)には見当たりません。 また、マンガでは、大友克洋の図版を載せるなら、映画「マトリックス」に至るまでの映像表現に影響を与えた「童夢」のP173だろう、とか。 今後の改訂版、さらに、日本美術が現代美術、例えば、デビッド・ホックニー与えた影響などへ論究が続き続編が出ることを期待しています。 この本は外国の人への日本文化紹介としても大変優れものです。 私は中国の友人用にギフト包装で二冊目を発注しました。(妻の分も入れて三冊買いました) 日本語が読めなくても図版だけでも十分伝わりますが、英語版が出されてコミュニケーションがさらに広がると良いでしょう。 (「奇想天外江戸絵画」という展覧会のカタログを英訳してほしい、とアメリカにお住まいの日本美術愛好家に頼まれ、唸った経験があります)
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0
簡潔かつ妥当な美術史だが方法論的視座に欠けるうらみが残る
簡潔かつ妥当な美術史だが、方法論的視座に欠ける。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/22 投稿者: ゾディアック
5つ星のうち 5.0
古典が好きなので、、、
美術などの目をたのしませてくれる。 こんなさくひんにはこんな秘密が隠されていたのかと。... 続きを読む
投稿日: 2007/4/25 投稿者: flora
|
|