出版社/著者からの内容紹介
働く人(労働力)、お金や設備(資本)のほかに経済成長の
原動力となる「イノベーション(innovation)」とは何でしょう?英和辞典で調
べると「何か新しいことを起こすこと」、「革新」とあります。これだけではま
だよく分かりませんが、実は身近なところにたくさんイノベーションの例があり
ます。
例えば、携帯電話、液晶テレビやプラズマテレビ、インターネットでダウン
ロードする音楽など、技術が進歩することでそれまでにない新しい製品ができま
す。また、24時間空いているコンビニエンスストア、いつでも使えるインター
ネットバンキングなど、新しいサービスや商売の仕方もそうです。
もっと大きな歴史的なイノベーションとしては、18世紀にイギリスで起こった
蒸気機関の発明があります。これは「産業革命」を起こしたと言われています。
また、20世紀末のインターネットを始めとするIT技術の普及は「IT革命」と言わ
れ、人々の働き方や生活を大きく変えました。
これらに共通するポイントは、「新しい技術やサービスによって、我々の経済
活動や社会生活が一変する」ということです。日本では1950年代の経済白書でイ
ノベーションに「技術革新」という訳語をあてましたが、これでは意味が狭すぎ
るのではないかと言われています。本来は、単に技術の進歩に限らず、我々の生
活や企業活動が変わることを、イノベーションと呼んでいるのです。
もちろんイノベーションを生み出すことは決して簡単なことではありませ
ん。創造的な人材の育成や絶え間ない研究開発などは欠かせません。しかし、イ
ノベーションとは人類が持つ発想力を源とするものであり、可能性は無限大で
す。このため、イノベーションはこれからの経済成長の鍵として期待されている
のです。
皆さんも身近にあるイノベーションを探してみませんか?
内容(「BOOK」データベースより)
全体を100の項目に整理し、それぞれ見開き2ページで、図解イラストと簡単な解説でまとめてあります。また、各章の末尾には、重要なキーワードの解説をつけました。