- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
類似した商品から提示されたタグ(詳細)関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最近の日本経済(世界経済)の不明瞭さを解明している,
By
レビュー対象商品: 日本経済の奇妙な常識 (講談社現代新書) (新書)
経済学関係の本を読むとき、まず、「最初から本当かな?」と疑っている私がいます。本のタイトルをチラ見したとき、「日本経済の奇妙な常識」ではなく「あなた(著者)の奇妙な常識じゃないの」が正直な第一感。恐る恐る怖いもの見たさで本書を手にとってみました(笑)。本書をパッと見たとき、出典が明確なグラフなので、少し安心、読者の理解を促すためにときどき、模式図もあるが誤解や曲解をまねくようなものではないと感じました。内容は、 第1章 アメリカ国債の謎(コナンドラム) 第2章 資源価格高騰と日本の賃金デフレ 第3章 暴落とリスクの金融経済学 第4章 円高対策という名の通貨戦争 第5章 財源を考える となっています。 第1章、多くの国の資金がアメリカ国債に流れていることは周知の事実であるが、2011年のアメリカ国債の格下げにかかわらず、金利が下降している事実の謎(コナンドラム)について解明しているところが面白い。直近の内容だが、あれってどうなっているの?と疑問を抱いている間に忘れている経済学の素人(私です)には、なるほど!とちょっと賢くなった気にさせてくれます。 第2章、ここは、ガソリンの料金の値上げに見られるように資源価格が上昇したが、日本の製品がなぜ値上がりしないと疑問に感じていました。食品に見られるように内容量を少なくする等の工夫というよりは、立場が弱い人にしわ寄せがいったことがわかります。 第3章、国債は暴落するのか、リスク管理がリスク管理になっていないという逆説に満ちている話題が興味深い。 第4章、ここが本書の中心だと思います。購買力平価から見た円の価値、自国の通貨を安く誘導する経済政策を通貨戦争と言い換えているところにドキッとさせられた。最近のスイスフランの高騰、アジアの国々の自国通貨の政策、日本が円安にするための市場介入に対する各国の冷ややかな対応の背景が明快に説明されています。 第5章、頁数は少ないのでなんともいえませんが、東日本大震災に対する提言なども盛りこまれています。 日本経済は規模のことが話題にされるが、規模の大きさからくる日本の経済政策が世界経済に大きな影響力を与えていることも理解できます。日本って世界のなかでは、漫画ドラえもんに登場する、のびたのようなイメージをもっていましたが、世界経済では、けっこうジャイアンだな〜というのが感想です。著者は1998年におおきな分岐点があるというが、私はその背景の1980年後半のバブル、不良債権処理問題等の経済現象の連鎖を自分なりに確認することができ感慨深く本書を読むことができた。ここ10年程度のあいだの日本経済を中心とした世界経済の表層に疑問をもち深層を理解したい人には参考になると思います。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
価値ある本。すばらしい。,
By
レビュー対象商品: 日本経済の奇妙な常識 (講談社現代新書) (新書)
「日本経済の奇妙な常識」という奇をてらったタイトルですが、内容的には極めて真面目に書かれた良書です。特に最近流布している「日銀の金融緩和が不十分なことが日本のデフレの原因」という説には真向反論し、むしろ「日本の無定見な金融緩和は、過剰流動性を生み出し、国際的な資源価格高騰を生み出したり、アメリカのサブ・プライム問題を増幅したりした」としています。 また、「円相場は史上初の高水準にあり、為替介入が必要」という説には、「円は購買力平価からすれば、円高ではない」としています。 このほかにも、「うーん」とうなるような、「常識」と異なる説が展開されるのですが、そのどれもが統計やグラフに基づいてていねいに解説されるので、けっこう説得力があります。いままでの「常識」を打ち破る実に斬新な、興味深い本であり、「快い驚きの連続」とさえ言えます。 著者は、「スタバではグランデを買え!: 価格と生活の経済学 (ちくま文庫)」や「クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学」、さらにはNHKの「出社が楽しい経済学」の出演・監修ように、ミクロ的な市場経済に関する啓蒙書の分野で有名ですが、このような国際的な経済分析でも、ていねいな説得力のある論旨展開をされているのに驚き、敬服しました。 昨今は、やさぐれた粗製濫造の新書が多い中で、ていねいに説明するために著者がかけた手間(説明文の丁寧さ、グラフや図表のわかりやすさ、論旨展開するためにそれにふさわしい形で数々のグラフや図を作成した手間など)をみると、ていねいに説明して理解させようとする熱意が感じられます。 この本の主張に賛成する人も反対する人も様々でしょうが、反対する人にとっても参考になる部分は多いはずです。また、経済学を学ぶ人や、説得力のあるプレゼンを心がける人にも勉強になる部分はきっと多いはずです。 私にとっては、ひさしぶりに「読んでよかった!」と思える本でした。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この本は絶対に価値があると思います。,
By
レビュー対象商品: 日本経済の奇妙な常識 (講談社現代新書) (新書)
1.図表が多くて理解しやすい。 2.図表のタイトルとページ数が検索せきるようになっており参考書としても活用できる。 3.かなり旬な話題が盛り込んでいる。 日本でのコモディティ価格とインフレの関係、コモディティ価格と株価の関係、アメリカ国債を大量に保有する中国や日本が国債を売ったらどうなる?、過去10年の中で株価が大幅下落した回数・時期などからわかる事など、777円でこれを読めるのは絶対お得です。 ただ、わかりやすくて内容が深いのにリーズナブルなので、他の本が高いわりにはわかりにくいと感じるようになるかもしれません。個人的には今まで自分が読んだ吉本佳生氏の本のなかで1番面白いと感じました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|