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日本経済の奇妙な常識 (講談社現代新書)
 
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日本経済の奇妙な常識 (講談社現代新書) [新書]

吉本 佳生
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

人気エコノミストによる新しい日本経済論!
1ドル=80円は「超円高」? 世界の基軸通貨は米ドル? 日本のマクロ経済の
根本問題は物価下落? 日本の所得格差拡大は、高齢化だけが原因?
消費税は段階的に上げた方がよい? 日本は高貯蓄経済ではなくなった?――
NHK「出社が楽しい経済学」やベストセラー『スタバではグランデを買え!』で
おなじみの著者が、日本人の経済常識をひっくり返す!

内容(「BOOK」データベースより)

増税の前にできること、あります。人気エコノミストによる新しい日本経済論。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/10/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062881284
  • ISBN-13: 978-4062881289
  • 発売日: 2011/10/18
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 連戦連敗(新潟市) トップ500レビュアー
経済学関係の本を読むとき、まず、「最初から本当かな?」と疑っている私がいます。本のタイトルをチラ見したとき、「日本経済の奇妙な常識」ではなく「あなた(著者)の奇妙な常識じゃないの」が正直な第一感。恐る恐る怖いもの見たさで本書を手にとってみました(笑)。本書をパッと見たとき、出典が明確なグラフなので、少し安心、読者の理解を促すためにときどき、模式図もあるが誤解や曲解をまねくようなものではないと感じました。
内容は、
第1章 アメリカ国債の謎(コナンドラム)
第2章 資源価格高騰と日本の賃金デフレ
第3章 暴落とリスクの金融経済学
第4章 円高対策という名の通貨戦争
第5章 財源を考える
となっています。

第1章、多くの国の資金がアメリカ国債に流れていることは周知の事実であるが、2011年のアメリカ国債の格下げにかかわらず、金利が下降している事実の謎(コナンドラム)について解明しているところが面白い。直近の内容だが、あれってどうなっているの?と疑問を抱いている間に忘れている経済学の素人(私です)には、なるほど!とちょっと賢くなった気にさせてくれます。
第2章、ここは、ガソリンの料金の値上げに見られるように資源価格が上昇したが、日本の製品がなぜ値上がりしないと疑問に感じていました。食品に見られるように内容量を少なくする等の工夫というよりは、立場が弱い人にしわ寄せがいったことがわかります。
第3章、国債は暴落するのか、リスク管理がリスク管理になっていないという逆説に満ちている話題が興味深い。
第4章、ここが本書の中心だと思います。購買力平価から見た円の価値、自国の通貨を安く誘導する経済政策を通貨戦争と言い換えているところにドキッとさせられた。最近のスイスフランの高騰、アジアの国々の自国通貨の政策、日本が円安にするための市場介入に対する各国の冷ややかな対応の背景が明快に説明されています。
第5章、頁数は少ないのでなんともいえませんが、東日本大震災に対する提言なども盛りこまれています。

日本経済は規模のことが話題にされるが、規模の大きさからくる日本の経済政策が世界経済に大きな影響力を与えていることも理解できます。日本って世界のなかでは、漫画ドラえもんに登場する、のびたのようなイメージをもっていましたが、世界経済では、けっこうジャイアンだな〜というのが感想です。著者は1998年におおきな分岐点があるというが、私はその背景の1980年後半のバブル、不良債権処理問題等の経済現象の連鎖を自分なりに確認することができ感慨深く本書を読むことができた。ここ10年程度のあいだの日本経済を中心とした世界経済の表層に疑問をもち深層を理解したい人には参考になると思います。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 「日本経済の奇妙な常識」という奇をてらったタイトルですが、内容的には極めて真面目に書かれた良書です。
 特に最近流布している「日銀の金融緩和が不十分なことが日本のデフレの原因」という説には真向反論し、むしろ「日本の無定見な金融緩和は、過剰流動性を生み出し、国際的な資源価格高騰を生み出したり、アメリカのサブ・プライム問題を増幅したりした」としています。
 また、「円相場は史上初の高水準にあり、為替介入が必要」という説には、「円は購買力平価からすれば、円高ではない」としています。
 このほかにも、「うーん」とうなるような、「常識」と異なる説が展開されるのですが、そのどれもが統計やグラフに基づいてていねいに解説されるので、けっこう説得力があります。いままでの「常識」を打ち破る実に斬新な、興味深い本であり、「快い驚きの連続」とさえ言えます。

 著者は、「スタバではグランデを買え!: 価格と生活の経済学 (ちくま文庫)」や「クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学」、さらにはNHKの「出社が楽しい経済学」の出演・監修ように、ミクロ的な市場経済に関する啓蒙書の分野で有名ですが、このような国際的な経済分析でも、ていねいな説得力のある論旨展開をされているのに驚き、敬服しました。

 昨今は、やさぐれた粗製濫造の新書が多い中で、ていねいに説明するために著者がかけた手間(説明文の丁寧さ、グラフや図表のわかりやすさ、論旨展開するためにそれにふさわしい形で数々のグラフや図を作成した手間など)をみると、ていねいに説明して理解させようとする熱意が感じられます。
 この本の主張に賛成する人も反対する人も様々でしょうが、反対する人にとっても参考になる部分は多いはずです。また、経済学を学ぶ人や、説得力のあるプレゼンを心がける人にも勉強になる部分はきっと多いはずです。
 私にとっては、ひさしぶりに「読んでよかった!」と思える本でした。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By magnumx
日頃からマスコミの評論家やコメンテーターが無知なのか意図的なのか、経済に関してはウソ八百ならべるのを腹立たしく思っています。この本を読めば、漠然と思っていたこと感じていたことが、データで実証されています(例.法人はリストラして金を溜め込むだけで、社会に還元してないのに、本当に減税が必要なのか?デフレがいつまでも終息しないのは、賃金が安くて購買力が落ちてるからではないのか?大企業だけ儲けてしわ寄せは全部下請けの中小企業が負ってるのではないのか?等々)。本のタイトルはちょっとキワモノっぽいですが、内容はいたって正統的なまともな本です。シンボー君もシンボー君が書いた本を読んで日本経済を誤解している諸君もこの本を読んだ方が良いぞ!
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救いは、、、
絶滅の危機に瀕しているかに思える、日本の電機・電子産業に従事しています。おそらく無意識に、何か光明を見つけたい思いがあって、この本を手にしたのだと思います。続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: masa
奇妙なのは・・・
第1章はアメリカ国債の謎として格下げが引き下げられたのに、金利が下がったことなどをどのようにとらえたら良いのかを解説してある。その理由の一つとして、日本がお金を刷... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: sattss
間違った認識からは間違った解決策しか出てこない
今の世界の金の流れを分かりやすく解いた本。
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投稿日: 5か月前 投稿者: avalon
比較的読みやすいマクロ経済
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