全体としてクリーンテクノロジーの将来性が詳しくまとまっています。金融恐慌とクリーンテクノロジーを結びつけるあたりは、詳しいロジックがないですが、話の導入としては関心を持ちやすく面白みを感じました。ウォール街を含む金融業界のプロフェッショナルであった著者ならではの話の展開ではないでしょうか。
しかし、日本経済の勝ち方に関しては、もっと詳しく触れてほしかったです。国土の1%をソーラーパネルにすれば・・のあたりは、他国と比較するとそれでは勝てないのでは、と思ってしまいました。また、諸外国の半導体産業にどう対抗すれば日本の技術力がこの分野においても競争力を保てるのか、など技術的な話も触れてほしかった部分です。