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12 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
巻末に掲載されているこの7年間の質問に、著者の経済を見る目の鋭さが感じられる。,
By
レビュー対象商品: 日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書) (新書)
村上龍が主催する「JMM」という金融・経済に関するメールマガジンの村上龍のエッセイの部分をテーマ別に再編集したもの。このJMMは、あの「失われた10年」と言われていた時代に創刊され、村上龍の質問に、金融・経済の専門家が回答するという形式のメルマガで、私も創刊間もない時期から購読していた。 この7年間の日本経済の変遷を振り返るのには、ちょうどよい書物であり、JMMは新たなメディアとしての役割を立派に果たしてきたのだと感じる。 村上龍が最後に述べている「質問する力」というのは、本当に大事だと思う。 巻末に掲載されているこの7年間の質問に、著者の経済を見る目の鋭さが感じられる。
16 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
問題意識を整理するのに役立つ。,
By コンタナトス (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書) (新書)
著者の精力的な活動範囲の広さには驚く。私は著者の小説をまったく読んだ事がないか、コメンテイターというか、評論者としての氏の実力は高く評価している。もちろん、個々の論点や意見について、データや考察の不足を指摘することは可能ではあろうが、しかし、全体として著者の見識とバランス感覚の高さには驚く。特に本書ではそう思う。それはおそらく、読者というか参加者たちとの交換が頻繁に行われているからだと推察する。
42 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
良くも悪しくも知名度,
By
レビュー対象商品: 日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書) (新書)
村上龍氏は、小説というと斬新でギョッとさせられるようなものを書かれますが、エッセイとか評論となると、控えめです。控えめというか「私は何も…と言いたいのではないのです」「○○かどうか、私にははっきり分かりません」という論調が多く、断定するような論調は皆無です。 お人柄なのでしょうが、正直に過ぎると言いますか、例えば 「『○○政権に何を期待しますか』と言うけれど、期待なんかせずに公約を実現するかどうかを見ていればいい」 「日本の子どもの平均学力が下がっても、わが子の学力が充実していれば、どうでもいいではないか」 など、一つ一つは「なるほどなー!」「そりゃそうだ」と思える視点なのに、全体としてあまり強烈な印象は残りません。 確か「ハバナ・モード」もそうでした。 おそらく、氏自身は押しも押されぬメジャーですが、その視点は「誰かが言わなければならないけれど、言ってもしょうがないし何も変わらない」というマイノリティーに終始し、大々的に取り上げられることは今後も皆無でしょう。 ものすごく知名度のある人が、ものすごく見向きもされない意見を、ものすごい執念で言い続けている。ずるい言い方をすれば「知名度を利用して言っている」ということではないでしょうか。
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