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日本経済にいま何が起きているのか
 
 

日本経済にいま何が起きているのか [単行本]

岩田 規久男
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

日本経済が停滞から脱出したと実感できないのはなぜなのか。なぜ私たちの暮らしは楽にならないのか。そもそも「景気が悪い」とはどういうことなのか。初心者向けに平易に解説。

内容(「MARC」データベースより)

景気は本当に良くなっているの? 1990年代から2000年代初頭にかけて、日本経済に起きたデフレとそれにまつわるさまざまな現象に焦点をあてながら、デフレの理解を通して日本経済を理解できるよう、わかりやすく解説。

登録情報

  • 単行本: 207ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2005/5/27)
  • ISBN-10: 4492394400
  • ISBN-13: 978-4492394403
  • 発売日: 2005/5/27
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 585,757位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
~現代の金融政策の仕組みについて平易であはあるが、理論的に論じた良書である。著者の著作はすべて読ませて頂いているが、共通して言えることは理論的に日本経済が分析されており、論理が明快で分かりやすいということである。
日本経済を論じた本の多くは経済理論を知らないで実感にもとづいて書かれたいわゆるトンデモ本としかいいようのないものであるが~~、岩田の著書はそれらを一掃する力のあるものだ。
わたしは大学で経済理論を講じているが、岩田の著作のすばらしさはだれでも読めるという点にあると思う。経済理論に通じている人には経済理論の応用書として読むことができ、そうではない人には日本経済論の入門書としてよむことだできる。
最後に付け加えておきたい点は、現在のデフレに対する岩田の視点~~を受け入れる人もそうでない人も、岩田の論理にはごまかしがないということである。~
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
俗に「失われた十年」と呼ばれる期間においては、歴史的な不況研究やインフレ・ターゲッティングといった専門的な議論が成熟するだけでなく、それらの成果(の一部)を、経済学についての知識があまりない一般の人に伝えるノウハウも同時に蓄積された。

この本は前者の意味ではもちろん、後者の意味においてもひとつの到達点といえるのではないだろうか。
専門的な用語は、必要とされる厳密さを損なわない限りで日常的な言葉におきかえられ、要所要所にはイラストが入り、重要な部分はフォントをいじって目立つように強調されている。グラフや図表も、学術論文に載っているようなそっけないものではなく、ポイントが伝わるように工夫されている。これらひとつひとつをとってみれば些細なことかもしれないが、それらが積み重なることによって全体として非常に大きな効果をあげている。
もちろんこういった工夫が生きるのも、著者の説明が素晴らしいからこそであって、岩田先生は本当に良心的な仕事を続けていると思う。

願わくば、こういった上手な説明のノウハウが経済書の以外の分野にも波及していって、議論の風通しが良くなり、日本人総体の知的水準が上がってくれたらなーと思う。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 タイトルからは分かりにくいが、本書はデフレ論といってもよい。非常に無い威容は分かりやすくしかも核心を付いている。これだけよい経済の本は滅多にないので、お勧めだ。

 しかし、だからこそ付け加えたい(画竜点睛の言葉にも有る通りよい本だからこそ欠点が浮き彫りになることもある)

 まず、「失われた10年」をデフレでのみ説明している点だ。実は失われた10年の要因は非常に多岐に渡り、未だにちゃんとは解明されていない。デフレでのみ説明できるものではなく、その点の理解は他書も読んでいただきたい。

 また、デフレ脱却を国債発行と構造改革(本書を読む限り著者は小泉改革に肯定的)で可能とするのは早計だろう。現在の国債発行は常軌を逸脱しており、成長による税収増加で解決できるレベルを遥かに超えていると思われる。
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