言わずと知れた小宮さんの
日経BP社の『日経新聞の数字がわかる本』、『日経新聞の「本当の読み方」がわかる本』
に続く第3弾ですが、前2作よりかなりわかりやすく、これらを読んでいなくても楽しむこと
ができる仕上がりになっていると思います。
と言うのは、前2作は日経新聞のデータを基に経済を読みこなしていかなければならないので、
「データを読み解く」というテクニック的なところが主眼にもなっていて、そこに少しですが
時間がかかる(頭を使う)からです。
また、前2作のタイトルに注目してもらいたいのですが、「日経新聞の」となっています。
ゆえに、当たり前ですが、「日経新聞を読み解き」、そこから「経済を理解する」ということ
が本の狙いになっているからです。
本作は、タイトルが「日本経済が〜」となっていることからもわかるように、「日本経済」の
過去から現在、そして未来を読む内容となっており、そこを読み解くために、「日経新聞の経
済指標」をたより(補助)にするスタイルを取っています。
よって、「すらすら」と本の内容が頭に入ってくるのではないかと思います。
日本経済のこれまでや今後、また政治の無策に興味のある方、そして前2作に興味のある方は、
その「肩慣らし」にもってこいだと思いますので、おすすめです。