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日本精神分析 (講談社学術文庫)
 
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日本精神分析 (講談社学術文庫) [文庫]

柄谷 行人
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

近代国家を乗り越える道筋を示す画期的論考資本、国家、ネーションの三位一体が支える近代国家。芥川、菊地、谷崎の短編を手がかりに、近代日本のナショナリズムと天皇制、民主主義、貨幣を根源的に問う。

内容(「BOOK」データベースより)

芥川、菊池、谷崎の短編小説を手がかりに、帝国、ネーション、代表制民主主義、通貨、天皇制、日本文化、などの諸問題を根本から問い直し、それらを超克する可能性を示す、平易にして透徹した論考。

登録情報

  • 文庫: 304ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/6/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061598228
  • ISBN-13: 978-4061598225
  • 発売日: 2007/6/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
谷崎潤一郎の佳作短編『小さな王国』を講談社の「少年少女日本文学館」で読み返していて、本書を思い出した。本書には谷崎の同作と芥川龍之介『神神の微笑』、菊池寛『入れ札』といった意外に見逃しがちな傑作短編を収録、これらをネタに、2002年当時の柄谷の問題意識を語った興味深い書である。「あとがき」には柄谷が主として関わった出版社の実質的な経営者であった内藤裕治氏への追悼の辞があるから、あとがき本文を読むまでもなく「NAM」運動へ注力していた時期だとわかる。

柄谷の解説はそれぞれ才気煥発と言わざるを得ないが、それにも増して豊穣だと思わせられるのは文豪達のテキストである。文章が巧く、読んでいて抜群に面白い。なかんずく谷崎の一作は大傑作かどうかはともかく、まったく無駄なく一つの世界を形成していると感じられる。
本作は谷崎にとっては代表作といえるものではないが、これと『神童』が最も鮮烈に印象に残っている。『神童』は文庫などで読めるのだろうか。以前は全集の1冊を古本屋で購入して読んだ記憶がある。中公文庫の「潤一郎ラビリンス」には入っているのだろうか? このシリーズも絶版だろうが。
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By masasa
形式:文庫
柄谷行人の講演録が中心になってます。理想論な所は否めないですが、そこに社会や人への可能性も感じます。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
がっかりだ 2010/2/14
形式:文庫
最後のほうでユートピア思想っぽくなっていったところで付いていけなくなった。資本制=ネーション=ステートのフレームワークもそれなりに説得力もあったし、芥川から日本を読み解く手法も面白かった。しかし、最後のほうで突然市民通貨が出てきて資本制=ネーション=ステートを揚棄させなければならないというところで???途中まで読み応えがあった分、最後の最後があまりにも安易でがっかりさせられた。福田恒存や埴谷雄高の批評を読んでそんじょそこらの知識人とは一味もふた味も違うと感服していた分、失望させられた。
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