人の持つ「イメージ」というもの、これの個別的表象の代表が夢ならば、集合的、普遍的な代表的表象は神話。 これを心理的symbol(象徴)として読み解いていくと人の心の深層が垣間みえて来る。日本神話を題材にして、ユング心理学の基本手法である”増幅法”これを用いてエジプト神話をはじめ”元型的”シンボルの意味を明らかにしてゆこうとする意欲作であった『ユング心理学と日本神話』をベースにその後の新たな見解の変化、時代の変化等を加味し、結果的に全く新たに書き下ろした内容になって出版。しかも新書と買い求めやすい値段で。
夢の読み解き、人の持つ「イメージ」というものを、より良く理解したい人は必読。 因みに、日本神話(記紀神話&出雲風土記)を扱った学術研究としても、松前健 立命館大学教授と並んで、屈指の素晴らしさだと思います。