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日本社会の歴史〈中〉 (岩波新書)
 
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日本社会の歴史〈中〉 (岩波新書) [新書]

網野 善彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自律的に進展する社会と「国家」とのせめぎあいの前近代史を,社会の側から捉えなおす通史の続編.近畿を中心とした貴族政権日本国-朝廷と,武人勢力によって樹立された東国王権.この2つの王権の併存と葛藤の中で展開する活力溢れる列島社会の姿を描く.中巻は10~14世紀前半,摂関政治から鎌倉幕府の崩壊まで.(全3冊)

内容(「BOOK」データベースより)

自律的に進展する社会と「国家」とのせめぎあいの前近代史を、社会の側からとらえなおす通史の続編。近畿を中心とした貴族政権日本国―朝廷と、武人勢力によって樹立された東国王権。この二つの王権の併存と葛藤のなかで展開する活力あふれる列島社会の姿を描く。中巻は十~十四世紀前半、摂関政治から鎌倉幕府の崩壊まで。

登録情報

  • 新書: 202ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1997/7/22)
  • ISBN-10: 4004305012
  • ISBN-13: 978-4004305019
  • 発売日: 1997/7/22
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dvrm トップ100レビュアー
形式:新書
 中巻は菅原道真が宇多天皇に起用される場面から鎌倉幕府の滅亡までが扱われる。この巻全体のモチーフは、すでに確立されていた「畿内の権力に対する関東の勢力のチャレンジ」で、その過程で関東の勢力が大陸・半島と通商関係にあった九州の勢力と連携を模索したり、畿内の権力は瀬戸内海や東北の勢力を抱え込もうとしたり、また天皇と上皇と摂関家、武士、寺社勢力の絡み合いという「平家物語」的関係の束が荘園・公領からの、また多彩な職能民が生産する、あるいは大陸・半島との貿易が産む利益を巡って争う生き生きとした姿がこの巻からは読み取れる。平安後期も、鎌倉期も、何かとても生臭い、血の匂いがする不穏な時代として読む者の前に現れる。この巻の最後に、いったんは関東を根拠地に築き上げられた東国王権は火を放たれて焼け落ち、崩壊する。

 物語的ドライブ感が展開されている1冊。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ママモステ トップ1000レビュアー
形式:新書
上巻に続き、中巻も読み応えがあります。個人的には特に、鎌倉期に大陸から商人が渡来し活躍していたことや、僧侶が中国語を解する国際人であり、企業家、商業資本家の側面を持っていたこと、また、「穢れ」の思想がはびこる前は女性の社会的地位が比較的低くなかったと推察できることなどが参考になりました(すべて第八章より)。
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