『丹青指南』をベースに、この本は書かれています。
とはいっても、それだけではなく、たくさんの資料から
材料・技法について言及している部分を引用しています。
例えばドーサについてだけでも11ページにわたって書かれ
ています。そしてドーサの引き方だけでも5種類・・・
画材編、技法編、実技編に分かれています。
目次にたくさんの項目がありますが、それぞれ詳しく説明されています。
マニアックな情報も満載で制作を本格的にしている人に役立つ本です。
今まで独自に材料を扱ってきて、改めて学びなおしたい、確認したい人には
特にうってつけ。
ゆえに日本画を始めたばかりの人には情報が多すぎて向かないかもしれません。
カラー写真、白黒写真も豊富でわかりやすい。
材料の科学的な事から昔の技術、現近代の作家の技術までたくさん載ってます。
これだけ沢山、材料、技法についてまとめた本はめったにないと思います。
値段は高いと感じるかもしれませんが、沢山の資料をばらばらに探す時間や労力を考えると
得だと思います。
最後にちょっとだけ色々な作家の言葉が付録程度にのせてあります。
それ以外は材料技術について書かれています。