1997年フランスW杯アジア最終予選から、サッカーの魅力に嵌った者です。
ですがその後2006年ドイツW杯辺りから暫くずっとサッカー熱が冷めており、恥ずかしながら
2010年南アフリカW杯で、初めて長友佑都という選手の存在を知りました。
本書を読むと長友選手がいかに苦労して努力を重ね、今の姿があるんだなということが実感できます。
初めて耳にするエピソードが多々あり、中でも特に椎間板ヘルニアという
爆弾を抱えていたことには非常に驚きました。
ヘルニア持ちであの無尽蔵なスタミナ!?彼の「体幹を鍛える」というトレーニングの拘りは、
ここから来ていたのですね。
読み終えて改めて感じたことは、長友選手がいかに多くの人から愛されているのだなということ。
常日頃からインタビュー等でも周囲の人々への感謝の気持ちを多く語る長友選手ですが、
幼少期の頃から様々な人との貴重な出会いを経験し、助けられてきたことを心から感謝しているからこその
今現在の彼の口から語られる「感謝」という言葉に重みを感じました。
あの最後まで諦めない熱い闘志、ピッチを縦横無尽に走り回るパワフルで元気いっぱいなプレー、
愛嬌ある社交的な性格は、何処の国に行っても愛されると思う。
これらが長友佑都の最大の魅力なんだろうなと。
今の日本代表には長友選手を始めとして、熱く情熱的で前向きな選手が非常に多いと思う。
そんな意味でも南アフリカW杯、2011年アジア杯は心から感動した。
日本代表やクラブに並々ならぬ情熱を燃やし、心から日本サッカーを強くしたいと考えている
選手の、何て多いことか。
彼らのような選手たちが代表に名を連ねて切磋琢磨していることが、頼もしいことこの上ない。
アルベルト・ザッケローニという素晴らしい監督を迎えることもでき、
嘗てないほどの魅力溢れる選手たちが揃った日本代表の未来は明るい。
心底そう感じることができ、忘れかけていたサッカーの素晴らしさを改めて実感することが出来ました。
「世界一のサイドバックになる」という目標を掲げて、世界屈指の強豪クラブに加入した長友選手。
今からそれを目にするのが、楽しみで待ちきれない!