『無縁・公界・楽』の網野善彦さん
『ミロク信仰の研究』の宮田登さん
そして、『近代家族の成立と終焉』の上野千鶴子さん
本書は、20年近く前に出版された
異色の組み合わせによる鼎談集。
後醍醐天皇、諏訪神社の神事から、
ガルシア・マルケス、キャプテン・クックまで
幅広い話題について論じつつ、
王権の形やアイデンティティについて考察します。
議論そのものは
噛み合っているのかいないのか
いまいちよくわからないまま進むのですが
確かな知見に裏打ちされ、
しかもリラックスした雰囲気での発言からは
論文などでは知ることのないような貴重な情報が盛りだくさん。
延喜式と海民・山民、サクリファイスとサクリファイサー
将軍落胤伝説や貴種流浪伝説などなど
読み返すたびに、新たな発見があります☆
いきなり読むと当惑するかもしれませんが、
ある程度、日本史や社会学などに関心を持つ方であれば
きっと大量のインスピレーションを受けること間違いなし!!
人文系の学生さんだけでなく、
歴史に興味のある多くの方に読んでいただければと思います☆