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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
出張の友,
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レビュー対象商品: 日本海繁盛記 (岩波新書) (新書)
私自身、日本海側出身であり、北前船は当然知っているものです。本書は日本海側の北前船による発展の歴史とその漁港での人々の生活をつずった書である。日本海側は「裏日本」などといわれあまりよろしくない印象をもたれているでしょう。でも本書を読めば、経済発展の現場そのものだったということが理解できます。その全ては北前船によってもたらされたのです。そしてその北前船も西洋船の導入により廃れていくのです。その歴史の全貌が描かれています。日本海側のアイデンティティを確認する一助けになります。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
北前船,
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レビュー対象商品: 日本海繁盛記 (岩波新書) (新書)
著者は石川県の大聖寺の出身で、近辺には北前船で栄えた港が点在していたという。本書では、能登半島の福浦港と北海道の江差港を訪ね、さらに有数の北前船の村であった橋立村と瀬越村が紹介されている。エッセイとも旅行記とも歴史書ともつかない内容である。高田氏の持ち味の、分かりやすい文章で、北前船の歴史、それを支えた村の生活が語られていく。風待ちのあいだの恋の話が挟まれ、漂流の危険が述べられ、いかに富を生み出したかが指摘されていく。ざっと読んで、なかなか面白い本であった。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
北前航路の民俗エッセイ,
By 夜華 (地上の楽園) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本海繁盛記 (岩波新書) (新書)
江戸時代の海運を担ってきた北前船の歴史・風俗史。北前船に携わってきた船頭や船乗りの伝承から、海運の花形であった千石船と共に歩んできた歴史を、北前航路の発展と衰退を語る本。北前船の船頭が船主となり、明治維新後には巨大な西洋船を購入して日本海から世界の航路へと発展していくが、逆に北前船が衰退していく過程は近代化の荒波の成せる技であろうか。と同時に、その近代化の礎になりうるほどの裕福さを持っていた北前船の持ち主たちの財力の凄さや、船乗りの家族達の生活などに触れていく。日本海沿岸の風俗の見方はあくまでも優しく、近代化が遅れた事を「裏日本」と揶揄する人達に反論する。近代化と共に消えていった北前船の持つ魅力を、日本海沿岸の自然と共に、北前船の財力で太平洋まで開拓した人物達を短いながらも活力ある文章で書かれている。良書!
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