とても30年前に作られたとは思えないような高レベルな作品。最近作られるCGばかり凄いくて、しょぼい日本映画よりもはるかに面白い。
タイトルからして物語の概要は解ってはいるのですが、最初は専門知識的な話ばかりが続き、意味がわからず少しいらいら。しかし、東京を壊滅させる地震のあとはもう怒涛の展開。祖国をなくす民として、日本の存亡が問われる話は今でも充分に衝撃的。もしもこのような事が起こった場合、どうなるのだろうと考えました。
ただしこの作品はテレビ版もありそちらのほうは時間の枠もあるのでかなり事細かく描かれていた印象があり、映画版はやや駆け足過ぎる展開で物足りなかった事がやや不満。
昔の映画は大半の物に言えるのですが、作り手の熱意を感じるものが多く、模型による特撮はある意味CGなんか必要無いくらいの見事な映像を見せてくれます。なかにはしょぼいと言う人も居るかも知れませんが、ビルや車ひとつとっても、人の手によって丁寧に作られていることを考えると、逆にCGの映像のほうが貧相に思えます。創意工夫する面白さ、最近の日本映画にはあまり感じる事の出来ない事柄です。
キャストも豪華で皆さん若い!!!(なにせ30年前だから。笑) 藤岡弘さんの濃い顔は昔からだったのですね。 いしだあゆみさんは高倉健さんの女房役くらいしかイメージなかったです(謝、謝)。 ひげ面に葉巻をくわえる総理大臣を演じられるのは丹波哲郎さんくらいでしょう(笑)。
DVDは5.1ch化がうれしいポイント。小松左京さん竹内均さん(東大、地球物理学教授!! 映画にも出演して地球の構造を丹波おやじに説明してました)との対談が収録されています。