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日本殺人事件 (角川文庫)
 
 

日本殺人事件 (角川文庫) [文庫]

山口 雅也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

私立探偵トウキョー・サムの憧れた国・日本は、サムライが生き、茶道がもてはやされ、遊廓が栄える不思議な国だった。数々の超ジャパネスクな難事件にサムは挑む! 日本推理作家協会賞受賞(宮部みゆき)

内容(「BOOK」データベースより)

憧れの日本にやってきた私立探偵のトウキョー・サム。しかし、そこは、サムライが生き、茶道がもてはやされ、遊廓が栄える不思議な国だった―。奇妙なハラキリ事件、茶室の密室、そしてオイラン連続見立て殺人と、数々の超ジャパネスクな難事件に挑むサムと不思議の国の住人たち…。かつてない究極の本格謎解きミステリー!!日本推理作家協会賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 340ページ
  • 出版社: 角川書店 (1998/05)
  • ISBN-10: 4043455011
  • ISBN-13: 978-4043455010
  • 発売日: 1998/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 474,337位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
あとがきの宮部みゆきさんも書いてるけど、

山口さんはオリジナルの世界を作り出すのがすごく上手くて、

現実とはちょっとずれたその世界に、読んでいるうちに引き込まれてしまいます。

この作品も、外国の人の想像の中の日本みたいな、

日本であって日本でないようなパラレルワールドを舞台に、

トウキョウ・サムという、日本かぶれの外国人が私立探偵として、

“ハラキリ”“茶道”“遊郭”など、日本独自の文化に関わるいくつかの事件に遭遇します。
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By 黒猫飼い VINE™ メンバー
形式:文庫
超現実的な設定を作り上げた上で、その中で論理的な本格ミステリを展開する作風が持ち味の山口雅也。
今回の舞台は「外国人がイメージする間違った日本像」そのままの日本だ。

設定としては、「日本に行ったことのない、無名のアメリカ人推理作家が書いた小説を、山口雅也が邦訳した」ということになっている。
もともと、彼は海外作品の翻訳文を意識した文章を書くので、設定とぴったりマッチしている。

3つの短編が収められた連作短編集である。「密室でハラキリしたビジネスマン」など、起こる事件も「勘違いニッポン」にふさわしいものばかり。
事件に挑むは、日本人の継母に育てられて日本に憧れを持つようになったアメリカ人、その名も「トーキョー・サム」!彼が念願の来日を果たし、事件に巻き込まれるという形になっている。
彼は初めての来日であるから、当然間違った日本観を持っている。実際に日本に来てその誤りを正されるわけだが、正すほうもやはり(現実の日本と比べると)間違っている、という二重のおかしみがある。かなりメタな知的遊戯、とでも言えるだろうか。

謎解きはといえば、かなり突飛なものも含まれている。しかしそれも、この突き抜けた舞台設定においては、しっくりくるような気がしてしまうから不思議である。

とにもかくにも、ミステリ好きなら読んで損はないし、ミステリにそれほど興味の無い人にも、なかなか楽しめる作品になっているのではないか、と思う。
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ニッポン 2007/8/18
By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1994年に出た単行本の文庫化。
 3本の短編+αが収められている。
いつもながら、山口氏の「つくりこみ」には感心させられる。本書では、アメリカ人の想像するニッポンが舞台となるのだが、切腹が出てきたり、ティー・セレモニーが行われたり、いかにもという場面がつづく。ディテールも凝っていて、著者の遊び心が伝わってくる。また、犯行の動機や結末にも「ニッポン的」なものが使われており、素晴らしい。
 ただし、ミステリとしては弱い。トリックもいい加減だし、納得の行かないものもある。
 まあ、そういうことをいっても仕方ないか。
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