昔我が家にあり、子供のころは親に読んでもらうのがとても嬉しく、高校生になっても時々手にとって読み返していました。震災で紛失し、残念に思っていましたが復刻されているのを知り、購入しました。
地味な表紙ですが、内容は濃く、素晴らしいです。
方言がそのままかかれており、分かりにくいものはすぐ隣に説明が書いてありますので、読みやすく、子供にも説明しやすいです。まんが日本昔話ほど分かりやすく噛み砕かれているわけではありませんが、その地方で語り継がれたものなのだなぁと、かえって味わい深く感じます。
今は私が子供に読み聞かせていますが、子供も気に入ってリクエストしてきます。分からない言葉は聞いてきますが、そう頻繁でもなく、説明すれば理解できています。語彙が増えていいかも?と思っています。
どの地方の話か載っていますので、気候や風土を考えて読むと、また子供のころとは違った楽しみが見つかります。地元の話では知っている地名が出てきたりして、『昔話=作り話』といったイメージが崩れ、リアリティがあり驚きます。
挿絵がほとんど無く、文字ばかりで一見面白くなさそうな本ですが、読んでみるととてもいいです。オススメです。