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日本文化論のインチキ (幻冬舎新書)
 
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日本文化論のインチキ (幻冬舎新書) [新書]

小谷野 敦
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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日本文化論のインチキ (幻冬舎新書) + 「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー (中公文庫)
合計価格: ¥ 1,439

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「日本語は曖昧で非論理的」「日本人は無宗教」「罪ではなく恥の文化」…わが民族の独自性を説いたいわゆる日本文化論本は、何年かに一度「名著」が出現し、時としてベストセラーとなる。著者はある時、それらの学問的にデタラメな構造を発見した。要は比較対象が西洋だけ、対象となる日本人は常にエリート、歴史的変遷を一切無視している、のだ―。国内外の日本論に通じる著者が『武士道』に始まる100冊余を一挙紹介、かつ真偽を一刀両断。有名なウソの言説のネタ本はこれだ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小谷野 敦
1962年生まれ。本名読みあつし。比較文学者、作家。東京大学英文学科卒、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士。『聖母のいない国』(青土社、河出文庫、サントリー学芸賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 226ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2010/05)
  • ISBN-10: 4344981669
  • ISBN-13: 978-4344981669
  • 発売日: 2010/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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39 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 放蕩息子 VINE™ メンバー
形式:新書
「『ベストセラー』『名著』100冊余をメッタ斬り!」という帯のアオリに引かれて買ったのだが、期待したほどの内容はなかった。著者自身が書いているように「数多くの文献に当たれば当たるほど、はっきりしたことは言えなくなる」からかもしれない。

それよりも気になったのは、特に後半に行けば行くほど、「日本文化論のインチキ」よりもむしろ「日本文化論者のインチキ」を暴く(?)ことに熱心になることで、ところが私自身は「日本文化論」には興味があっても、「日本文化論者」には興味がないのである。「○○(人名)は最近ようやく考えを変えたようだ」とか「××(人名)は相変わらずだ」などと書かれても、退屈なだけだった。

著者のファンにはそういう部分もまた魅力なのかもしれないが、私は著者の名前を見るのも初めてだったので、何か、「講演の題目に惹かれて入場してみたら、実は演者のファンイベントで、期待していたテーマについてはあっさり、後の大部分は“ファン”向けの、楽屋落ちのネタの繰り返しだった。」という、そんな居心地の悪さを感じた。
そもそも「日本人論」や「日本文化論」なんてものは、基本的にジャーナリズムの世界の話であって、アカデミズムの話ではないだろう。それを「学問的でない。」などと言われても、「うん、そうだよね。」としか返しようがない(苦笑)。

ただ著者の主張に頷く部分が多いのも事実ではあるし、「日本人論」や「日本文化論」を何か真っ当な学問領域と思い込んでいるような人には、こういう本も必要なのかもしれない。それに何より、たくさんの「日本人論」や「日本文化論」の書名を紹介してくれているので、逆に一種の「読書ガイド」として役に立つ(笑)。

期待したほど面白くはなかったが、「実用書」としての価値を認めて星2つ。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By レオ
形式:新書
著者は私と同年代で、私も学生の頃からいくつか読んできた日本文化論の「名著」といわれる本について、どこがどのようにダメなのかを説いており、読んだ当時をなつかしく思い出すとともに、目からうろこでした。
インチキ本とは、
・本当に日本だけか、という比較の視点を欠いたもの
・昔は良かった式の、一部の上層階級の生活を一般的日本人とするもの
・「文化の本質」とか「法則性」など、ないもの探しをするがゆえに、おかしな意味づけをしてしまうもの(その罪はヘーゲルの「歴史哲学」にまでさかのぼる!)
などがある。
そういったものは、学問的でないぶん、読んで面白いのだけど、だまされてはいけない、という。
学問の人が、アカデミズム外の者にわかりやすく説いてくれて、私にはありがたいです。
このレビューは参考になりましたか?
69 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By これでいいのだ トップ500レビュアー
形式:新書
 むかし著者の『もてない男』を読み、その八方破れな論旨に笑い、かつ感心した覚えがある。その後、著者は文学研究者・評論家として随分多くの本を出しているようで、その主軸たる恋愛論にも売春論にもさほどの関心を持てないまま、評者にとっては本書が『もてない』に続く、やっとこさの2冊目。遠慮会釈のない他者批判、本音暴露の言いたい放題の一方、実証的な「学問」に対する憧憬というウブな気配が本書にも残っていて、割と楽しく読み終えることができた。と同時に、推敲の途中に催促を受けて急いでメール送信したような乱雑な文体、この程度では博覧強記とはちょっと言い難いペダントリーなど、どことなくアマチュアっぽい、野暮ったさも随所に窺われ、その点は『もてない』の頃とあまり変わらないように思った。

 本書のタイトルにあたるメインテーマについても、辛口に評したくなる。例えば、『甘えの構造』『ものぐさ精神分析』批判は主観的・情緒的なだけだし、『逝きし世の面影』を「トンデモ本」認定するくだり(180頁)に至っては、維新期の日本人は裸体を気にしなかった、という往時の外国人の観察の引用に対する部分的な難癖に過ぎず、ロングセラーに対する「批判のための批判」に走ったあげくに「馬脚を現した」感じ。さらに、通読して分かったのは、著者は司馬遼太郎と井上章一に随分甘く、一方で自らの師匠だという平川祐弘に対しては、文体上の工夫と配慮を欠いたままの罵倒を繰り返している。行間をにらんでも見えてこない、複雑怪奇で属人的な事情が絡んでいるのだろうか。そう思わせるほど、固有名詞を挙げてのマイナス評価のくだりは品がない。
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評論的な本は、小谷野さんの本を読めば十分である。
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投稿日: 2か月前 投稿者: しまったか!
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「日本文化論のインチキ」 書評

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投稿日: 3か月前 投稿者: 野口佳
ただ作者の愚痴を聞かされている気分
はっきり言うとわざわざ買って読むほどの価値があるとは思えない本です。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ハマ
それがどうした?という読後感
著者の主張はおおむね次のような3点にまとめられるだろうか。

1... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: へんこつじいさん
不思議!☆が少ないレビューが優先されている。
久しぶりに革命的な本を読みました。
昔から疑問に思ってました『武士道』という思想。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: w
「学問」であるということ
「日本人は日本人論(日本文化論)を読むのが好き」という、これまた日本文化論があるが、... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 倒錯委員長
文化論のあり方を考えてみるのはよい本
図書館で借りていた小谷野敦「日本文化論のインチキ」幻冬舎新書を読む。前半部分はなかなかおもしろかった。西洋とだけの比較、階層や地域を無視した比較に対する批判は合理... 続きを読む
投稿日: 15か月前
ここまでやると,痛快!
 文章は,決して読みやすくはないですが,わかりやすいという奇妙な文体です.論理が破綻していないからわかりやすいのでしょう.... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 欣欣顔
身構えを買う
“本が好き、悪口言うのはもっと好き”(高島俊男の本のタイトル)な人にぜひお勧めする。エンターテインメントとして、封切映画を見るよりコスト・パフォーマンスが高い。<... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 白い猫
何か、上から目線・・・
この作者の著作は初めて読みました。
なので、作者に対する予備知識なしで本書の印象だけで評価させていただくんですが、正直読みにくい本でした。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: umemomosakura
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