自民党は世話をする党だという話が面白かった。
小沢のいう国民の生活が第一というのは、その自民党のやり方と同じだという考えは
まさにそのとうりだなとおもいました。
だから今の民主党はすごく大衆向けの福祉政策をして困った人の世話をする姿勢を見せながら、
でももう基本的には自民党がやってきたように個々の要望を聞いてお世話するのはやめようとしているので、
うまく国民に伝わってないんだなという気がします。
日米関係の経緯も面白くて、著者の独断はかなりはいってると思うけど、
いままでアメリカに守られてきたから経済も発展してきたし、
押し付け憲法だからそれをいいわけにいろんな責任から逃れてこれたみたいな話は
確かにそのとおりかなと思います。
これから日本として自立していくとなると、
自分たちの主張をしていかなくてはならないし、それに伴う責任も出てくる、
この本の最後に大アジア主義という提案がされていて、
アジアにおける王道か覇道かという話がでてくるのですが、
民主党に投票した国民はたぶんそこまで考えてないし、
どこまでできるのかなという気がします。
著者自身が直接政治家に会って聞いた話が多くて、
著者の率直な意見で日本の政治の流れがなんとなくわかって、
簡単に読めて面白かったです。
本当は85年くらいに終わってないといけなかった自民党の政治が
ずるずる引き延ばされてたのであって、
著者はいまそれが実現していると考えて、
民主党に期待しているのだろうと感じます。
これからのことをよく考えないといけないなと思いました。