表紙の画像がすごくイヤな目つきで手が出なかったのですが、実際に買ってみると素晴らしい内容でした。特に各選手の写真がすばらしいです。
太田由希奈さんの演技中の奇跡のような美しいポーズ、オフアイスでの柔和で明るい笑顔。「美とは衝撃である」という言葉を思い出します。まさに衝撃的なまでの美しい演技。フィギュアスケートは芸術だ、とあらためて思います。
太田選手は京都にはリンクがないから、という悲しい理由で大学もかわり、神宮で練習されていますが、ケガや環境悪化も乗り越えて、「それでも」努力を続ける奇跡のスケーターの輝かしい魅力がよくわかります。由希奈さん、世界があなたを待っている! 再び世界の舞台に立ってください。私は信じています。
そして今季、大復活をとげた鈴木明子さんの苦闘の真実。
「スケートをなくしてまで生きている意味がわからない」
こんなに重い言葉があるでしょうか。あの渾身のステップの背後に秘められた膨大な練習と苦悩の日々がよくわかります。本当にこれ以上できないくらいがんばっている人に言ってはいけないのかもしれないけれど、あっこちゃん、がんばれ!と強く思いました。
トップアスリートとして、ふだんはライバル、と思っていても試合になったらまわりを気にしない、向き合うのは自分とだけ、という浅田真央さんの談話も既に超一流の内容ですよね。チャンピオンとしての風格すら漂わせてリンクで舞う姿、日本の宝だと思います。タラソワコーチとのやりとりもすごく面白かったです。どこに行っても愛されてますね、浅田姉妹。
各選手の「好きなもの」も面白く、楽しく読みました。
プレゼントを考えるときの参考になります。
前回の号がサイズも小さく、急いで作った印象だったので(それでも内容は良かったですがボリューム的にもう少しほしかったです)、今回のオフィシャルブックには大満足でした。