目新しい事実、この著者ならではの発想と提案が私には見えて来ない。超一流企業の代表者だった人ならもっと違うことが書けるんじゃないの!と思えてしまうくらいがっかりした。
ビルゲイツの自宅に招かれたこと、北京オリンピックと同じ時期に香港の富豪が開いたパーティーに顔を出したこと(そういう立場にあること)、精華大学内部のある組織に招待されて北京オリンピックの開会式に出たこと等々自慢話ともとれることが目についた。あの話は日本をどうにかしたいということとどういう関連があるのだろうか。もちろん、突然その話が挿入されているのではないが、出井教の信者でない限りどうでもいいことだ。
新しい日本に向けての提案も最後の部分でされている。
1 自然エネルギー利用と環境問題への取り組み
2 京都発のエコカーレース
3 日本のアーティストによるシルクロード・ライブ
4 オープンイノベーション型の研究開発プラットフォーム
これも、さすがと思わせる提案ではない気がする。