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日本売春史―遊行女婦からソープランドまで (新潮選書)
 
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日本売春史―遊行女婦からソープランドまで (新潮選書) [単行本]

小谷野 敦
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,155 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「その昔、娼婦は聖なる職業だった」なんて大ウソ!

「娼婦の起源は巫女」「遊女は聖なる存在だった」「遊廓は日本が誇る文化だった」など、これまでの売春論は、その是非を問わず、飛躍と偽善にみちた幻想の産物ばかりである。また、現代にも存在する売春から目を背け、過去の売春ばかりを過剰に賛美するのはなぜか? 古代から現代までの史料を丁寧に検証、世の妄説をただし、日本の性の精神史を俯瞰する力作評論。貧弱な日本の性の歴史を補強する、売春論の新たなスタンダード!

内容(「BOOK」データベースより)

「娼婦の起源は巫女」「遊女は聖なる存在だった」「遊廓は日本が誇る文化だった」など、これまでの売春論は、その是非を問わず、飛躍と偽善にみちた幻想の産物ばかりである。また、現代にも存在する売春から目を背け、過去の売春ばかりを過剰に賛美するのはなぜか?古代から現代までの史料を丁寧に検証、世の妄説を糾し、日本の性の精神史を俯瞰する力作評論。

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/09)
  • ISBN-10: 4106035901
  • ISBN-13: 978-4106035906
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
この本を期待して手にとった僕としては、落胆させられた。
選書というからには、まずしっかりとした文献による検証があると思って手にとった。
だが、著者のやっていることは、「文献を主観によって否定する」というだけのことである。
著者はおそらく「売春婦とはこういうものだ」という考え方をもっていて、それで歴史を見て、文献を見ているのだろう。
だが、それでは研究にはならない。研究とはしっかりと記録の中から事実を抜きとって提示することだ。自分の経験を根拠にして意見を言うだけなら、単なるエッセーのした方がずっと面白くなるのではないかと思った。
著者がどう意図してこの本を書いたのかわからない。だが、もしやるなら選書という学術的な形ではなく、エッセーや小説としてやるべきだったのではないかと思う。
とても肩すかしをくらったような気がした。
このレビューは参考になりましたか?
By えちみし トップ500レビュアー
形式:単行本
美化も糾弾もせず、偽善もやめようと努力しすぎていて著者の主張が見えづらい。
あとがきを読むと「売春必要悪」の立場だった。
初めの方はつまらないが、現代に近づくと面白い話がいくつかあった。

以下メモとして。

徳川幕府は1616年人身売買を禁じる法令を出している。人を誘拐して売った者は斬罪に処すとされ、自分の娘を遊女等に売ることも禁じられた。ただし借金をして奉公することは年季を三年以内として認められた。だが1625年には年季が10年に延長されており、人身売買の禁止はまったく有名無実のものとなった。

朝鮮においては、妓生が有名だが、これは日本でいう藝妓に当たり、本来の娼婦はカルポと呼ばれる。
むろん日本でも、自ら技藝ができなくなった娼婦に代わってこれを担当した藝妓即ち藝者が、のち、半ば娼妓のように春を売るようになるのだが、簡単に春を売る藝者は、枕藝者、不見転と呼ばれて蔑まれた。
キーセンもそうだが、東アジアでは、娼婦は歌舞音曲をこととし、床入り前にこれを披露したのに対し、古代ギリシャは別として、西洋ではこうした売春と藝能の結びつきは一般的ではなかった。
明治・大正期に日本を訪れた西洋人が「ゲイシャ」の語を世界に広めるほどに強い印象を受けたのは、そのゆえである。
同衾する前に、客と酒を酌み交わし、歌舞の饗応を行うことは、客と遊女の間に親密感を作り上げるし、音楽は媚薬的効果をも持っている。むろん、下等な娼婦と客の世界にそのようなものはなかっただろうが、富裕な客と上等な娼婦であれば、これは自然なサービスといえる。
下層の歌舞伎役者は明治期に至るまで、「役者買い」という、男女、同性異性を問わない売春を裏の仕事としていた。
現代のソープランドやファッションへルスの客達が、いきなり現れた風俗嬢と性戯を行うことに索漠としたものを感じることもあるのは、こうした雰囲気作りの装置が失われたせいでもあり、そうした技能は、今でも残る藝者、あるいは高給ホステスに受け継がれている。
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19 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
よく歴史学者や文学者が文化的観点から吉原をはじめとする遊郭や売春についての独自の解釈を述べているが、本作もそういったひとつに思えた。
しかし、文中で「風俗で働く女は頭がおかしい(おかしくないとできない仕事)」とか、「エイズは梅毒以上に恐ろしい病気である。ところが事実上の売春であるソープランドにおいて、コンドームを用いない「ノースキン」というサービスがあるという。私であれば、そんなサービスは受けられない…」というくだりがある。
大きなお世話と言いたいが、文学者にとって風俗やソープランドに対する認識(認知度)はこの程度でしかないことに怒りすら覚えてしまう。
AIDSとHIVの違いくらいは理解してもらいたい。
こういった類の連中に売春やソープランドを語る資格は無い!
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東海道四次とかいうバカモノよ 0 2007/12/17
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