本書では現在の憲法の誕生までを主に民間の憲法研究会・日本政府・GHQ・極東委員会の舞台裏を語ることで迫っています。
少なくとも現在の憲法が「ただの押し付け憲法」ではなかったと感じました。
きっかけは「敗戦」であり「GHQ」であったかもしれませんが、憲法研究会や日本政府を始めとした白熱の議論の描写は胸に迫るものがありました。
また本書からは、民間の憲法研究会の草案が主に叩き台となっていたことが読み取れたことも新たな発見でした。
「憲法改正」が多く話題になるようになってきた今日、現在の憲法がいかにして作られたのかを知るにはとても良いテキストになるのではないでしょうか。