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今現在、国民のどれほどが憲法を意識しているだろうか?現行憲法は我が国が主権を持ち得なかった50年余り前に占領軍が即席でこしらえた米国製の憲法であることをどれほどの国民が認識しているであろうか?独立回復まで成しえた吉田茂元首相の功績はある意味で評価されるべきであろうが、その独立が形だけのものとなり、占領下における米国製臨時憲法である日本国憲法を失効としなかった政治家の失政は万死に値する。今や我が国固有の健全な国家感を教わった世代も数少なくなり、平和ボケと言われるが如く、平和憲法=日本国憲法などとのたまわる政治家も珍しくはない。保守も真の保守にあらずで辛うじて極少数の政治家が残るのみである。
この書を噛みしめるが如く読めば、今の現行憲法が言論の自由もままならない占領下に米国人の手によって作られ、それには我が国固有の伝統、文化が何ら考慮されていない現実と昭和27年の独立回復によって日本国憲法の効力は失効しているということが明白になる。今の憲法を改正する改正しないなどと不毛の議論を重ねるのではなく、既に日本国憲法は失効済みで、改正の土台となるものは日本国製の明治憲法であり、それも早急に我々日本人の手で新たに起草すべきであろう。
力による支配が法の支配を優越するとき
社会は根底から腐敗し堕落する.
暴力によりもたらされた現憲法こそが現代日本の
病根であることを明晰に論証しているのを読むと
法律学という学問の奥深さと力強さに感嘆せずには
いられない.また,今日まで,我国法曹界は,
本書の投げかけた問題に,はたしていかなる
態度を取り続けてきたのだろうか,と疑問にもなる.
現憲法を奉戴する限り法律家の良心すらも
消え去ってしまうのだろうか?
とりわけ人権派弁護士に代表される法律人には,
この書物を読んで真剣に反省していただきたい.
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