日本書紀や古事記 続日本後紀のような歴史書に記された怪異譚から
竹取物語のような小説、それに善庵随筆のような民話集の記録を50篇ほど抜粋して記されています。
日本書紀や日本三代実録のような正史とされた、まっとうな歴史書はともかく
大鏡や宇治拾遺物語のような随筆からの出典もありますから
本書の題名の「日本史」という部分に違和感を覚えます。
八百比丘尼の伝説についても記載がありますが
他の有名どころは、かぐや姫 久米仙人の伝説などが簡単に紹介されています。
それぞれの物語に、かぐや姫は宇宙人だったとか、独自の解釈を設けられています
正直、これも詳しく書かれているわけではないし、あまり面白い解釈とは思いませんでした。
ただ、こうした昔話、それも怪異集は、しばしば実在の人物が登場するから面白いと思います。
中には最近、書かれたSFやファンタジー小説などと比較しても、意表がつかれる面白い展開の物語もあります
ですから、こうした怪異譚は読んでいて楽しいです