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日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)
 
 
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日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫) [文庫]

竹村 公太郎
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (45件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

養老孟司氏、推薦! 荒俣宏氏、推薦!
河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の専門家にはない独自の視点(=インフラからの視点)で日本史のさまざまな謎を解き明かしていく。
◎なぜ京都が都になったか──都市繁栄の絶対条件
◎元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か──日本の危機を救った「泥の土地」
◎なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか──地形が示すその本当の理由
◎関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったか──巨大な敵とのもう一つの戦い
◎赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか──徳川幕府百年の復讐
◎なぜ吉原遊郭は移転したのか──ある江戸治水物語
◎なぜ江戸無血開城が実現したか──船が形成した日本人の一体感「地形」を見直すと、まったく新しい歴史が見えてくる!
歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。
『土地の文明』『幸運な文明』を改題し、再編集。

内容(「BOOK」データベースより)

京都が日本の都となったのはなぜか。頼朝が狭く小さな鎌倉に幕府を開いたのはなぜか。関ヶ原勝利後、家康がすぐに江戸に帰ったのはなぜか。日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の専門家にはない独自の視点で日本史の様々な謎を解き明かす。歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。

登録情報

  • 文庫: 379ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2013/10/3)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4569760848
  • ISBN-13: 978-4569760841
  • 発売日: 2013/10/3
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (45件のカスタマーレビュー)
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29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ユニークな地形歴史学 2013/11/9
By しま トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonで購入
こういった学問分野はまだないと思いますが、地形歴史学とでも呼べるような本です。

もともと、建設省でダム・河川工事を専門にやってきた方ですので、いわゆる文献資料を丹念に当たって事実検証を重ねていくような歴史学とはまったく異なるアプローチ?です。これまであまり言われてこなかったようなユニークな視点の話が豊富にある一方、十分な検証がなされていないような話もあるように思いました。玉石混交といった感じでしょうか。

細かい突っ込みどころは満載ですのでそれは置いておいて、面白そうなところを拾い読みして、新鮮なアイデアを楽しむだけでもいいかと思います。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 買って損しました。 2014/6/26
形式:文庫
作者が理系の建設省(国交省)出身者で「「地形」で解ける」と謳っているし、「養老孟司氏推薦 データで裏付け云々」と帯にあるものだから、地図やデータできちんと裏付けられた新手の「逆説史」かと思い買いましたが、トンデモ内容の多い本でした。
細かいことも含めていくつか例示すれば(他の人が書かれていることと重複しますが)下記の通りです。
・関ヶ原後なのに、長宗我部氏が四国の有力大名になっている
・大津市付近を通る高速道路に名阪高速道路→実際は名神高速道路
・信長が比叡山を焼き討ちしたのは、地形を原因とするよりも、単純に比叡山と対立していたからでは?
・中国地方に平野部が少ない、あるいは毛利氏の本拠、吉田郡山城が山間部にあるからといって、毛利氏は狩猟民といえる?
などなど
また、「逢坂山トンネルを抜けると、誰かに引きずり出されるように電車から降りて」比叡山焼き討ちの真相をつかんだり、ぶらぶら歩いていて半蔵門を眺めながら「既視感」に包まれてみたり、演出上とこととはいいながら、各論を「発見する」きっかけがウソくさいのも鼻につきます。
「大阪に緑が少ない」理由だけは納得しましたが、別に画期的な説でもなく、星ひとつです。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By RM
形式:文庫
歴史を調べる上でその時代の「人々の置かれた環境」を押さえておくことは非常に重要であるのに、歴史は政治が形作るものという認識が現在まで横行し、
特に日本史では環境との因果関係が語られることは少なかったと思います。

本書はその環境のうち、目に見えるという意味で最も大きなファクターである「地形」から歴史を探るという試みをなされました。
この視点は今後の歴史論が展開する上で必ず取り入れられるべき発想だと思います。

ただし、本書は歴史の読み物としてはまったくダメです。
著者は歴史にまったく精通していないことが伺えます。
通常は大きな根拠を持って歴史の転換を議論するはずですが、根拠として提示された全てのデータはロジックを固める上で弱く、論理が飛躍しております。
その上、12章以降は結論のどこに新規性があるのかさっぱりわかりません。(だから何だと言いたくなる)
本書を見て、地形からでは歴史は語れないんだな、という印象しか受けませんでした。

しかし、江戸の治水に関するトピックについては、著者の元々インフラ屋としてのバックボーンが発揮されていると思います。
技術に限った話では面白いが、歴史全体を語るには踏まえなければいけない知識が欠けているというのが本書の特徴です。
... 続きを読む ›
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 地形と気象で読み解く竹村史学! 2014/2/13
形式:Kindle版|Amazonで購入
 難攻不落の石山本願寺の制圧に信長が苦しんだのは本願寺の僧兵の兵力ではなく、上町台地の地形、つまり周囲が湿地帯であることに要因があった。その地理的条件を選んで秀吉は大阪城を建設した。何という見事な説明でしょうか。著者が「下部構造」と呼ぶものは歴史の地理的・気象的条件だったのです。不変の条件としての自然条件から日本史を読み解く初の試みが本書です。こんなに面白い歴史書は久しぶりに読みました。かつて和辻哲郎は『風土』を書いて、モンスーン型の精神構造として日本人の心性を分析しました。マルクス・エンゲルスにとって「下部構造」とは、資本家と労働者の生産関係でした。しかし、地形と気象に着目する歴史が存在することには目からウロコです。だとすれば、兵力で圧倒的に劣る織田信長が今川義元に勝利できたのは、奇襲のおかげであると説明され、真珠湾攻撃も日曜日の朝の奇襲という形で攻撃が開始されました。この奇襲という戦法が成功できたのは、著者の「下部構造論」に立てば、桶狭間の場合には、その地形と雨天という気象に信長勝利の原因を求めることができるのかもしれません。歴史家は自然条件というものを歴史的条件の背景とみなす傾向があるようですが、著者の史観が正しければ、主たる歴史的要因とみなすべきものに数えられるのです。著者の史論は歴史的事件のみならず、文明や文化にまで拡大されています。ぜひ、今後は世界史的事件に対しても、地... 続きを読む ›
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 1.0 面白いが、日本史は、地形では解けない
日本史とは、日本人が生きてきた姿を、浮かびあがらせる作業です。100年前の歴史は、残っている記録を分析しますと、ある程度判ります。しかし、2000年前の大阪の歴史... 続きを読む
投稿日: 8日前 投稿者: 大橋 蛍火
5つ星のうち 4.0 日本史を新しい視点から読み解いた興味深い一冊
読む前は、「地形」「地政学」から日本史を解く本かと思っていた。そういうアプローチももちろんあるが(おもに前半)、後半はインフラという視点から日本史の謎に迫っていて... 続きを読む
投稿日: 12日前 投稿者: リキゾー
5つ星のうち 5.0 面白かった!
実に面白かった
吉原の記載って、実はNHKの”ブラタモリ”(クボタアナウンサー既婚には絶句した)でも紹介されていました。... 続きを読む
投稿日: 27日前 投稿者: kamukenn
5つ星のうち 5.0 大変面白い
文明文化編とともにあっという間に読んでしまいました。
更なる続編を読みたい。
投稿日: 1か月前 投稿者: 川辺雅也
5つ星のうち 5.0 これは理系の謎解き本です。
歴史が地形が原因とは。
とてもわかりやすい説明で、解き明かされています。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: すいちゃん
5つ星のうち 3.0 面白い
確かにと、うなづける事があり、面白い一冊だと思いました。何度も読み返してます。
投稿日: 1か月前 投稿者: 小林英之
5つ星のうち 5.0 非常に面白い
このようなアプローチで日本史を見たり、語ったりされたことはなかったと思う。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: Amazon Customer
5つ星のうち 5.0 合点がいった
元建設省(現 国土交通省)の著者が地形や気象から見た歴史の検証。
個人的にとても面白く、尚且つ合点がいった本作。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: たいちょー
5つ星のうち 4.0 ムックと内容同じ
たいへん面白いが、上の理由で一つ減点。
ムックよりも日記風な箇所があり、好みは別れそうだが、切り口は興味深い。
投稿日: 2か月前 投稿者: リバー
5つ星のうち 4.0 本のだいご味が味わえました。
著者は、荒俣宏さんがすごい人で紹介していた人の一人。江戸城の正門は半蔵門という説が誰にも支持されないながらも、主張を展開するというユニークな話。その他歴史の中での... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 後生畏るべし
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