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日本史の一級史料 (光文社新書)
 
 

日本史の一級史料 (光文社新書) [新書]

山本 博文
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

歴史は1秒で変わる!
歴史書を鵜呑みにしない「私の史観」を身につける

現在、われわれが知りうる歴史というのは、史料から復元されたものであり、かつ史料からしか復元されえないものです。現代に生きるわれわれは、織田信長の肉声を聞くことも、関ヶ原の戦いを目撃することもできません。すべては、残された史料をもとに、歴史家たちによって紡ぎ出された「歴史」なのです。ですから、固定された正しい歴史などというものはどこにも存在しません。歴史とは、新しい史料と新しい解釈によって、この一秒の間にも書き替えられ、更新されていくべきものなのです。
本書では、「一級史料」を題材に、歴史家がどのように史料を読み、歴史を描き出していくのか探っていきます。そのうえで、教科書や歴史書の記述を鵜呑みにしない、自分なりの「歴史感覚」の身につけ方を学んでいきます。

内容(「BOOK」データベースより)

現在、われわれが知りうる歴史というのは、史料から復元されたものであり、かつ史料からしか復元されえないものです。現代に生きるわれわれは、織田信長の肉声を聞くことも、関ケ原の戦いを目撃することもできません。すべては、残された史料をもとに、歴史家たちによって紡ぎ出された「歴史」なのです。ですから、固定された正しい歴史などというものはどこにも存在しません。歴史とは、新しい史料と新しい解釈によって、この一秒の間にも書き替えられ、更新されていくべきものなのです。―本書では、「一級史料」を題材に、歴史家がどのように史料を読み、歴史を描き出していくのか探っていきます。そのうえで、教科書や歴史書の記述を鵜呑みにしない、自分なりの「歴史感覚」の身につけ方を学んでいきます。

登録情報

  • 新書: 218ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/5/17)
  • ISBN-10: 4334033539
  • ISBN-13: 978-4334033538
  • 発売日: 2006/5/17
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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文献歴史学 2010/7/1
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
歴史を研究する学者には2種類ある。インディー・ジョーンズのようなアウトドア派の考古学者と、
本作の著者のような,文献史料を読み込む歴史学者である。歴史学者は,じっと図書館にこもって史料を読み込んでいる
ような印象があるが,そうではない。本書を読むとたいへん行動的であることが分かる。

古文献などの史料を探しに旅することを「史料採訪」というそうだ。その様子が実に楽しそうだ。
地方の,旧家を訪れて新資料を見つけた時の喜び,新事実に突き当たった時の法悦。

憧れるが,それをするには,くずし字を読む力,日本史の知識,古文の読解力様々なものが必要だ。
老後の趣味にするにはもう体力的にきついかもしれないが,この本はそれを疑似体験させてくれる実にありがたい本である。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
近世日本史を専門とする、東京大学史料編纂所の山本博文教授(1957年生)の手による、

歴史を視る眼を養うための手ほどきの書。

タイトルに掲げられた「一級史料」という言葉は、著者が述べるように厳密な定義は無く、

史料を判断する者の主観に過ぎないが、一次史料(歴史的事象と同時代に書かれた「文書」

と「記録」)からしか歴史を紡ぎ出すことはできない、と主張する歴史学者としての視座が

全編に貫かれている。

また、歴史的に事実とされている事象と「一級史料」との距離感が理解できるだけでなく、

現代に生きる歴史学者のライフヒストリーとしても読めるところに本書の別の意義がある。

現代の歴史学者がどんな苦労をして史料を探し、読み込み、新たな歴史像を生み出すのか、

その現場を垣間見た気分にさせてくれる書物は希有であるといえよう。

但し、東京大学史料編纂所が日本全国の史料を収集してきたことをやや肯定的に捉えすぎ、

そのことが所蔵者や史料そのものに与えた問題点への言及がないことはやや残念。

「一級史料」を巡る様々な論点に話が及んでいるため、全体として論旨のまとまりが悪く、

特に第五章は散漫な印象を受けるほか、小見出しと内容があまり一致しない(第三章第三節

「「女中」は差別語ではない」ほか)など多少の難点はあるものの、思想の左右を問わず、

歴史を安易に自分好みの思想に結び付けたがる方々には、是非とも本書をお読みいただき、

著者のような抑制的な歴史眼を身に付けていただきたい。

0001
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
(1)史料を足で探すことの大切さ。史料を紡ぐ楽しさ困難さ。それが楽しい。「宮本武蔵の確実な史料はない。『五輪書』も信じられない」「島津家文書を西南戦争の戦火から命がけで守った東郷重持」「家斉将軍が、薩摩の老国主に江戸城で声を掛けたメモ」史料採訪のエピソードを交え、史料編纂所勤務でなければわからないことに興味津々。(2)新たな歴史の為の史料の収集構築方法を提案。藤沢周平の時代物を題材に、江戸時代・身分制度を分析して見せ、切り絵図を持っての散歩をすすめる。そして、史料分析のデータベース構築を提唱する。IT時代の歴史学である。
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一級史料の定義
一般向けとしては専門的な歴史学の入口を紹介するものであり、

歴史を専攻した者には、改めて足元を確認させてくれる書であると思う。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/27 投稿者: 酔魚
一般向けとは言えない
レビューを見て、購入一読したが、数多くの史料名や概略が次から次へと得意げに紹介されているが、説明が中途半端であり一般向けとは言えないと思った。もう少し、史料をしぼ... 続きを読む
投稿日: 2006/8/20 投稿者: しゅう
歴史学とは何か、ということ
本書は、日本史研究における史料の意味を明らかにすることを通じて、歴史に対する向き合い方を示唆してくれる本である。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/21 投稿者: コミー
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