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全然チャンバラじゃないし。『武士道』が江戸期に完成された思想なら、剣豪の思想は戦国期から江戸初期に最盛期を迎えたように見えるんだけど、その頃に活躍した人物を丁寧に解説してます。
戦国期:塚原ト伝(新当流)、富田勢源(富田流)、伊藤一刀斎(一刀流)、上泉信綱(新陰流)、吉岡一門(京流の代表?)
江戸初期:柳生宗矩(柳生新陰流)、小野忠明、宮本武蔵(二天一流)、佐々木小次郎(厳流)
江戸中期:平山行蔵、辻月丹、片桐空鈍、平井八郎兵衛
江戸末期:山岡鉄舟、男谷精一郎、斎藤彌九郎(神道無念流、錬兵館)、千葉周作(北辰一刀流:玄武館)、桃井春蔵(鏡心明智流:士学館)
明治初期:榊原健吉、山田次朗吉
項羽が「一人を相手にする武術よりも大勢を相手にする兵法を学びたい」と言ったと伝えられていますが、ボクもどっちか言うと剣術家よりも兵法家の方が興味があって、剣術家を一段低く、それこそ「チャンバラ」と同列に見てましたハイ。「殺人剣と活人剣」という単語は知っていたけど、意味は知らなかったし。でも、「剣の道を究める」というのは武蔵のように「強くなりたい」では無いって事で。また「究める方向」もひとつではなく。
戦国期や幕末の歴史モノを読むと、大名を支えたり志士の先導役だったりと脇役的な扱いをされる事が多く、人物像を追おうという興味すら抱いていなかった人物ばっかなんだけど、かなり見方が変わった。
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