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日本再占領 ―「消えた統治能力」と「第三の敗戦」―
 
 

日本再占領 ―「消えた統治能力」と「第三の敗戦」― [単行本]

中田 安彦
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「ウィキリークス流出公電を分析しアメリカに再占領された属国・日本の姿を暴く、これぞ最新の政治研究だ」
副島隆彦氏激賞!

日本は、再び、アメリカの占領下にある―。
にわかには信じられない話だろうが、これが本書で展開される内容である。
そのために私は、客観的と言い得る証拠を可能なかぎり集めた。日本が再占領されてしまったのは、同盟国アメリカが、東日本大震災後の菅直人政権の対応と与野党の右往左往ぶりを見て、「今の日本は事実上、軽度の破綻国家(フェイルド・ステート)である」と認定したからである。「今の日本政府に統治能力なし」と、アメリカが判断した結果が、現在の再占領なのだ。

内容(「BOOK」データベースより)

「太平洋戦争」「マネー敗戦」に続いての「原子力敗戦」日本は、何に敗れたのか!?

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 成甲書房; 初版 (2011/8/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4880862797
  • ISBN-13: 978-4880862798
  • 発売日: 2011/8/6
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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48 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nyagorin トップ500レビュアー
Amazonが確認した購入
第2章は強烈だった。ウィキリークスをベースに、日本の外交官僚がアメリカの国益と外務省の省益と自らの出世のバランスを考えながら行動していることを丁寧に説明されている。
日本はアメリカの属国という考えがあるが、属国を望んでいるのは、日本の官僚組織もそうであった。一方的にアメリカが支配しようとしているのではなく、日本の官僚組織が属国統治してもらうことを望んでいるのだった。その結果、自らの出世が約束され、甘い汁が吸えプライドが保てるとのことだ。
どうすればアメリカの意図を達成することができるのか、日本との交渉を有利に進められるかを外交官がアメリカにレクチャーしているのだ。
そこには日本国民の利益のことなど考慮されていない。自分のことしか頭に無いのだ。
外交公電などは洩れることを前提に作成されており、本当に重要なことは別の手段で伝えるのだが、その洩れることが前提の文書でもこれだけの情けない状態が明らかにできている。公電になっていない事実まで含めるといったいどんなことになっているのか。若い時からアメリカに留学させて、親米にしている。アメリカに留学して出世している官僚、政治家は要注意だ。

おしむらくは、中田安彦氏が副島隆彦氏の弟子の位置づけで、異端扱いされ無視される可能性があることだ。先入観を持たずにぜひ一読をお勧めしたい。ジャーナリスト出身である強みを生かして、事実に基づき実に客観的な説明に終始している。推測、予測はほぼ無いので、副島氏の著作とは別次元である。

暗澹たる気分にさせられるが、実にすばらしい内容の、日本人必読の書と考える。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
衝撃です 2011/8/18
By recluse VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
なんとなく結論が予想できたのでそんなに触手が動かなかったのですが。やはり読んでみてよかったです。見開きの写真を見てください。映像は正直です。65年という時間の経過さえも消えてしまうほどの衝撃が迫ってきます。そして本文では恐るべき迫力で真実が浮き彫りにされます。現象面ではよく言われていた話ですが、本質は日米事務方の談合なのです。問題は事務方のレヴェルということです。ここには、長期的な戦略やコストや利害得失の計算や敵への真摯な尊敬もありません。
あるのは、お互いの官僚組織の私的な利益の推進でありグロテスクな馴れ合いなのです。日本側は外圧を利用しての私的な目的の追求であるため、必然的に相手側への実質的な内通とリークが主要な手段となります。相手の米国側はいわゆるジャパノロジストというアメリカでの日の目を見ない「少数派」です。したがっていつまでも日本が「特殊」な存在であり続け、日本語という「障壁」が存在しジャパノロジストたちの「存在意義」を維持させ続けなければいけないわけです。その挙句が、膨大な外貨準備と米国債の購入であり、消費税の増税と国債の格下げというわけですか。ジャーナリズムもこの構図への意図的な参加者なのです。
著者は日本の官僚組織の起源を律令制の制定にまで辿ります。そして徴税の驚くべきほどの自己目的化は不変です。ここまで来るともう橋本氏の「源氏物語」や「平家物語」のモティーフと重なっています。どうやってこの不純な関係から抜け出せるのか?長期的な戦略と利害調整こそが鍵と著者は力説します。再占領でこのアメリカの恐ろしさをもう一度味わい学ばなければいけないのです。でも日本の社会の近代化や民主化の徹底の先に未来があるとは思えないのです。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 副島研究所の中田研究員渾身の一作だと思います。震災後の官邸の混乱の様子が伝わってきて、改めて管総理大臣に任せておいたら、日本はこのままどこへ行ってしまうか、不安を覚えました。しかし、官僚のサポタージュを克服するすべ、すなわち政権交代を実現させた国民が覚醒し、世論を喚起させることができれば、アメリカのソフトパワー戦略を打開し、国民主導の政権を樹立できるということが理解できました。
 そういう意味でも私たち、いわゆるB層からの脱却を義務付けられている国民必読の書だと思います。植杉さんの日本の独立も併せて読むとより理解が深まります。
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投稿日: 6か月前 投稿者: bottle
読み応えのある一冊 米国を知ろう、真の小沢氏を知ろうとする人に。
震災後の米国と日本政府の動きを詳細に追いつつ、また流出公電を検証して、如何に現在の日本が米国におんぶにだっこで、再占領されているかを訴えている。また小沢一郎氏の思... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: smna
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投稿日: 9か月前 投稿者: とおりいっぺん
国際的評価に堪えうる独自の見解を軸に第一級資料を分析した秀作
各国の大学図書館で保存すべき本。中田研究員(副島研究所)が筋の通った見解を軸に優れた分析を展開している。下手な博士論文より遥かに優れた著作。
投稿日: 9か月前 投稿者: 名無しさん
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